2025年03月05日

3月定期委員会

数日前までの暖かさが一転、
夕方から雪が降り、東京は寒い1日でした。


東京都美術館
スタジオにて定期委員会を開催いたしました。

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いよいよ始まる78回展に向け、
審査基準の確認、
搬入審査のタイムスケジュール、
各部屋の担当者一覧の確認、
どの賞をどの部屋に展示するか、などなど(先に場所を決めておきます)。
毎年のことですが、間違いのないよう確認しました。

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そして、地方展について。

今年も山梨展の開催が決まりました。

2025年8月9日(土)〜14日(金)

山梨県立美術館ギャラリーB,C
となります。
(昨年はAもあり)

出品者につきましては
委員・78回展受賞者、山梨県在住の本展出品者から希望者を募る予定です。

山梨県の作家の皆さま、
ぜひ本展への出品をお待ちしております♪


posted by joryugakakyokai at 08:25| 委員日記

2025年03月03日

2025年第78回展女流画家協会展ポスター・チラシ


2025年第78回女流画家協会展
搬入日は5月25日(日)です。



ポスター

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チラシ
<表>
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<裏>
web用78チラシ裏.jpg



posted by joryugakakyokai at 00:00| 女流画家協会展

2025年03月02日

News 女流画家協会 会報vol.16を発行しました

会報vol.16を発行いたしました。
出品者の皆さまには出品要項に同封しております。


webでもご覧いただけます。


https://joryugakakyokai.com/gaiyo/pdf/kaiho_16.pdf


会報web用表紙2025.jpg

郵送ご希望の方は、事務所までご連絡ください。







posted by joryugakakyokai at 14:37| 委員日記

2025年03月01日

2月の研究部の様子

今月の研究会の参加者は28名でした。
最近の寒波で寒い日でしたが1月と変わらない人数でしたので、会員の熱心さを感じました。
最近の会員の方々のデッサンを見まして「上手になったな」と思い、継続は力なりを実感しています。何年も研究会に参加している方や1年間休まず来ている方も大勢います。私も頑張らないといけません!

今月の講師は辻井久子委員でした。アーチストトークは作品制作には「前進する勇気」が大切ですという、実感のこもったお話でした。作品講評も作者と共に話し合いながら講評をしてくださいましたので、皆さん納得していました。
本展も近づいてきましたので、気持ちを引き締めて研究会を催したいと思います。

  

研究部 黒沢裕子



2月のアーチストトーク
11月研究部 講師:辻井 久子


私は生まれた時から股関節が正常に入っていなくて臼蓋形成不全でした。
30代から個展を始め、40歳前から女流展に出し始め、50歳ごろから介護も入り体重が増え、ほとんど泳げなかったのですが水泳を始めました。クロールで50m位泳げるようになった頃、飛び込んでみないかということになり、スタート台に立ちました。用意ドンで飛び込めません。とても頭から飛ぶことができません。見かねたインストラクターが水の中から私の手を取り、私をプールサイドに座らせ、頭から水の中に入れという。それが怖くて怖くて、首を横に振って振って。そしてついに自殺する思いで ドブン!と入りました。あっ! 何でもない! 飛び込まなければ始まらない。

絵をかいていても前に進むには勇気がいります。答えがわからないところに向かっていく勇気がいります。「持続は力なり」を信じて、素直な気持ちが画面にでるように、前に進む勇気をもって描き続けていきたいです。


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第77回女流画家協会展出品作「栖の譜(風に吹かれて」(100F)


posted by joryugakakyokai at 10:06| 研究部

2025年02月25日

miori個展 -生きるの中に-

76・77回展出品の箕崎美織さんの個展が開催されます。

2025年3月19日〜23日
会場:公園とパン
山梨県韮崎市藤井町北下条2105-2


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Twitter(X)でも個展情報を発信しています。
https://twitter.com/joryugakakyokai


出品者のみなさま。
個展開催の際はぜひDMを女流画家協会事務所へお送りください。
お待ちしております!!



posted by joryugakakyokai at 12:25| 作家日記

2025年02月24日

MEGUMI KAI EXHIBITION 2025

会友 甲斐めぐみさんの個展が開催されます。

2025年3月23日〜29日
新井画廊
銀座7-10-8


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出品者のみなさま。
個展開催の際はぜひDMを女流画家協会事務所へお送りください。
お待ちしております!!



posted by joryugakakyokai at 00:00| 作家日記

2025年02月15日

宇都宮美術の現在展

第6回宇都宮美術の現在展に
委員の青木俊子さんの作品が展示されています。

2025年2月16日〜4月9日
月曜休館
9:30〜17:00
宇都宮美術館
宇都宮市長岡町1077

【観覧料】
一般600円/大学高校400円/中学小学200円




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出品者のみなさま。
個展開催の際はぜひDMを女流画家協会事務所へお送りください。
お待ちしております!!



posted by joryugakakyokai at 00:00| 作家日記

2025年02月07日

1月の研究部の様子

新しい年になり初めての研究会でした。
寒い日でしたが29名の方が参加してくださいました。いつものように皆さん熱心にそして思い思いにモデルさんを描いていました。
今月のモデルさんはムービングポーズの時に音楽をながしながらポーズをしてくださいました。とても素敵なポージングで皆さん熱中して制作していました。

講師は生駒幸子委員でした。絵を制作する時には「何枚ものエスキースを作り納得のいくまで構図を考えると」と話されていました。またとてもはっきりと的確な講評をしてくださり、作品制作についての質問にもていねいに答えて下さいました。
そして研究会が終わりましてから新年会を催しました。絵についての会話が盛り上がり親睦が深まりました。これからも楽しい研究会にしたと思います。
  

研究部 黒沢裕子



個人の時間―蜜蝋画
11月研究部 講師:生駒 幸子


蜜蝋画についてお話します。蜜蝋を紙や板に塗り引っかいたり絵具で描いたりして仕上げる絵が蜜蝋画です。様々な使用方法がある中で気に入っているのは転写です。先ず、トナー液使用のコンビニのコピー機で絵の写真をコピーします。蜜蝋を塗った板にコピー紙を当て、スプーン等で強く押回し板とコピー紙の間の空気を抜きます。次にたっぷりの水を指でコピー紙に何度もかけまて、そっと指でこすりパルプを取り除くと、蜜蝋板に作品が転写されます。何度もトライすれば要領を弁えて美しい作品が出来上がります。
ある時、三日間、一日に五・六時間程アトリエの床に正座して腰を曲げて作品を仕上げました。翌朝、庭で花の手入れをしていた時よろけて倒れ起き上がれず、救急車で運ばれ八日間の入院する羽目になりました。足の血の塊が肺に運ばれエコノミー症候群の肺塞栓症で命の危機でもありました。現在は血液サラサラの薬を服用するのみですが、毎朝、食パンに蜂蜜をつける度にあの日を思い出します。それから三年の時を経てあの美しい魅惑的な色彩をもう一度手にしたい気持ちになりまして、そろそろ蜜蝋画にトライしたいと思っています。


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第77回女流画家協会展出品作「個人の時間」(130F)


posted by joryugakakyokai at 06:58| 研究部

2025年01月17日

2025年度の出品規定

2025年度の出品規定をアップいたしました。

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第78回女流画家協会展の搬入日は

5月25日(日)
です。


出品規定
https://www.joryugakakyokai.com/koubo/index.html

出品票は上記アドレスより
ダウンロードできます。


なお、委員・会員・77回展に出品された方には
2月上旬に郵送でお届けいたしますので
もうしばらくお待ちください。



77回展に出品されていない方で郵送ご希望の方は、事務所までお電話ください。
事務所:03-3784-9577



皆様のご応募、お待ちしております!




posted by joryugakakyokai at 23:23| 女流画家協会展

2024年12月15日

11月の研究部の様子

11月は今年最後の研究会で15日金曜日に東京都美術館のスタジオでおこないました。
今月は舞踊をしている男性のモデル方で、動きのある大胆なポーズをとっていましたので、参加者の方々は新鮮な気持ちでデッサンを描いていました。
講師は服部 圭子委員でした。女流画家協会を長く担って下さっている委員です。皆さんは本展へ向けてのエスキースが少しずつできていたので、服部委員は具体的で細かな指導をしてくださいました。アーチストトークでは、豊富な作家経験と制作に対する真摯で厳しい姿勢がにじみ出ているお話でした。女流画家協会の長い歴史を思いますと、服部委員のように女性として作家として強く歩んで来られた委員の方に敬意を表したい気持ちになりました。ありがとうございます。  

研究部 黒沢裕子




11月研究部 講師:服部 圭子


女流画家協会展に出品してから半世紀の歳月が流れました。
恩師の桜井悦先生、岡田節子先生のアトリエで絵を学びその後アトリエの助手をしながら、女性自身アカデミーカルチャ教室(講師 桂ゆき先生)で桂先生の後をつぎ教えていました。
桂ゆき(1913~1991)先生は戦前、戦後を通じて既成概念に囚われない布、紙、コルクなどのコラージュ作品で注目を浴びた画家で、制作の傍ら長期海外旅行(アメリカ、アフリカ他)で各国の人々が多様な環境の中での生活、交流などの体験を絵、本に残した日本女性の前衛画家のパイオニア的存在でした。
2023年6月に生誕100年の展覧会をゆかりのある下関美術館で開催され、現在も日本画壇に影響を与えている画家です。当時先生にお会いしお話しもしましたがユーモアがあり楽しく優しい先生の印象でした。
今迄女流の先生方に接し、芸術的、生活的にも困難な時代を乗り越えた画家として絵に対する厳しさなどのお話しを伺い女流画家協会の長い歴史を感じます。
絵はある技術を得れば誰にでも描く事は可能でありますが芸術を極めるには精神の気迫、情熱、探求などが大切ではないかと思います。私自身も常に自問自答しながらワクワクするdramaticな世界を創り出す絵を追求し終わりのない可能性を信じ美を探し求めて描き続けていきたいと思います。


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第77回女流画家協会展出品作「mademoiselle・華」(100M)


posted by joryugakakyokai at 19:56| 研究部