2023年11月20日

メタバース会場の動画ができました

第76回展女流画家協会展
メタバース会場の様子が
動画でご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=bqpfvZomMvk
画面収録 2023-11-19 14.55.11.00_00_03_56.静止画002.jpg

BGMは、生成AIで作っております。
目を持ったAI(音楽生成AI : Mubert)に、
協会のロゴーマーク
ロゴ_ベクトル.png
を読み込ませ、そのイメージから曲を作っています。

ぜひAIの音楽と共にお楽しみください。



さて、実際のメタバース会場ですが
76回展に展示された全作品482点(1点/1人)を展示しています。
全部で7室に別れておりますので
下記のサイトより、
見たい作家の部屋を確認して、ご入室ください。

https://www.joryugakakyokai.com/popup/meta.html


メタバース会場内で
一人でゆっくり眺めたり
マイクをONにして
普段会えない遠くの友人と一緒におしゃべりしながら
etc・・・
楽しみ方はたくさん!

スクリーンショット 2023-11-19 14.18.22.png

出品者の方は
イベントをしたい、
アーティストトークをしたい、
などなど
ご自由に活用くださって大丈夫ですが
下記のメールアドレスへお知らせいただければ
このブログでも告知を載せますので、ご連絡ください。

jimusho@joryugakakyokai.com

どうぞ楽しんでください!

posted by joryugakakyokai at 21:36| 女流画家協会展

2023年11月05日

草莽の風展(2023年)

委員8名によるグループ展
草莽(そうもう)の風展が開催されました。

銀座K'sギャラリーにて
2023年10月30日〜11月4日

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岩井洋子 委員
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「ある風景」S25号
ウクライナ国旗の水色と黄色を配したこの作品について
岩井委員は
瓦礫と少年の姿の映像をニュースで見て以来、その光景が脳裏から離れない、お話してくださいました。


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大前美登利 委員
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左:金谷ゆみえ 委員
右:八木芳子 委員

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金谷ゆみえ 委員
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橋 和 委員
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平川きみ子 委員
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松本恵美 委員
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八木芳子 委員
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渡辺由紀子 委員
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posted by joryugakakyokai at 15:20| 委員日記

2023年11月02日

10月の研究部

10月の女流画家協会研究会の参加者は31名でした。
いつものように皆さん熱心に制作されていました。

講師は金谷ちぐさ委員でした。
アーチストトークでは、絵を描く姿勢の本来のあり方を、とても理知的にお話してくださいましました。また作品の講評は
時間をかけて具体的な指導をされていました。
ありがとうございました。

寄稿/研究部担当 委員 黒沢裕子




寄稿:10月研究部 講師:金谷ちぐさ


今年の夏に、私は地元の小さな絵の集まりで、展覧会で入選するのはどんな絵なのか、について話をしました。
これはあくまでも私感なのですが、うまい下手ではなく「魅力のある絵」が入選します。これが描きたかったのだ、描いていて楽しかった、と作者の気持ちが感じられる作品です。話をしながら、これは100号を制作する、女流の研究生の皆さんにもつながるということに気がつきました。
 人はそれぞれ違った体験をし、違った考えを持っているはずです。自分の大切な思いを人に伝えるのが絵画だとすれば、その思考が深いものであればあるほど、見る人に感動を与えます。
一体、自分は何が描きたいのか・・・実は、私もいまだ見えてきません。つかめそうでつかめない、何かもやもやした物がいつもあることは確かです。
絵を描くということは、自分自身を見つめることだと思っています。

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posted by joryugakakyokai at 23:30| 研究部

2023年10月17日

9月の研究部の様子

9月の研究会は残暑の中、33名の方々が参加しました。
講師は堀岡正子委員でした。
アーチストトークでは絵の制作に向かう真摯な態度をお話しくださいました。
講評会では、次回の本展に向けてとても具体的なご指導をしてくださいました。

次回の研究会は10月27日(金)です。

寄稿/研究部担当 委員 黒沢裕子





私の作品について
寄稿 :9月研究部 講師:堀岡 正子  
       
  
作品の事は、私の過去から話さなければと思っています。

40年程前に、10歳で息子を白血病で亡くしています。今と違って当時は、生存率がとても低かったです。
最後の一ヶ月位病院で息子と過ごした。
病院は高台にあり、夕方なると、眼下の家々に灯りがぽつぽつと灯り、その景色が幸せのシンボルに見えました。
なぜ? 私達だけがと暗澹たる気持ちになりました。
日々変わる息子の表情を写真ではなくスケッチしようと思ったが残念ながらうまく描けない。
絵を習っておけばと後悔しました。それが動機で現在に至っています。

樹をテーマにしているのは、その時の想いから樹は何千年、何百年と生き続ける。
そんな樹を通して、過去、現在、未来の人々の営みを描きたい。厳しい過去から一筋の光が見えるそんな作品にしたいです。
ただ最近は樹その物でなく、樹を含めた風景画になり、その中で自然の厳しさ、暖かさが描けたらと思っています。

最後に絵を描く事は、息子からのプレゼントだと思っています。

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posted by joryugakakyokai at 21:29| 研究部

2023年10月13日

女性と抽象 国立近代美術館

東京国立近代美術館2F ギャラリー4で開催中の
「女性と抽象」

女流画家協会の創立会員、ほか
計6名の先生方の作品が展示されています。


コレクションによる小企画
女性と抽象 国立近代美術館
会期:2023年9月20日 – 12月3日
月曜休館
一般500円(65歳以上無料)

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ピンクとシルバーメタリックの
とっても素敵なパンフレットです。

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作品リスト
・桜井浜江
「壺」 「花」

・三岸節子
「静物」

・藤川栄子
「塊」

・田中田鶴子
「無U」

・芥川(間所)沙織
「スフィンクス」

・桂ゆき(ユキ子)
「作品」



開館時間は10:00–17:00ですが
金曜・土曜は20:00まで開いていますので
本日(金)夜に行ってまいりました。
会社帰りの方々が結構いらっしゃいました。

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桂ゆき先生のコルクを貼り合わせた斬新な作品や、
重厚でダイナミックな桜井浜江先生の作品。
偉大な先生方の作品をゆっくりと鑑賞することができました。

パンプレットの巻末には
この展覧会の企画者座談会が掲載されていて、とても興味深く読みました。
その中で、
女流画家協会の設立に関わった人たちは早い時期に退会していることに言及されており、
「協会の発足は目的がはっきりしていたので、達成したと感じて各々の活動を重視していったのも納得でした」と書かれています。

女流画家協会は、女性画家が団結することで芸術・地位の向上と新人の登竜門を目指したのですよね。
先日の清水康友先生の講演会を色々思い出しました。
女流画家協会創成期とその周辺 YouTube



所蔵作品展では女流画家協会の展示以外にも
たくさんの素晴らしいコレクションが見れます黒ハート

(web係:中嶋しい)






posted by joryugakakyokai at 21:25| 委員日記

2023年10月09日

長島晴美展

会友の長島晴美さんの個展

ギャラリー暁
2023年10月9日(月)〜14日(土)

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女流画家協会展の出品者の皆様
個展開催の際は女流事務所宛にDMをお送りください。
ブログでご紹介いたします。

委員・会員の個展情報ページはこちら


posted by joryugakakyokai at 21:43| 作家日記

2023年09月22日

新刊 「女性画家たちと戦争」

NHK番組で取り上げられた内容の本、
「女性画家たちの戦争」(2015年発刊)を元に、
新たな内容が加筆され

新刊「女性画家たち戦争」が平凡社より発売されました。

吉良智子さん著

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女流画家協会創立メンバーの先生方が大勢 登場しています。






posted by joryugakakyokai at 00:00| 委員日記

2023年09月21日

桜井浜江 初期作品展

故 桜井浜江先生の初期作品展が開催されます。

9/26〜10/22
三鷹市桜井浜江記念市民ギャラリー
観覧料:無料

sakuraihamae.jpeg


sakuraihamae裏.jpeg


posted by joryugakakyokai at 18:39| 委員日記

2023年09月06日

7月の研究部の様子

7月の研究会は女流画家協会展が終わった翌月にもかかわらず、34名の方々が参加してくれました。

関口聖子委員のアーチストトークは「生命」に寄り添う思いにあふれた素晴らしいお話でした。
また皆さんは熱心に関口委員の講評を受けていました。

8月の研究会はお休みでした。
次回は9月22日金曜日です。

(寄稿/研究部担当 委員:黒沢 裕子)

            
         




作品のうらばなし
寄稿:7月研究部 講師:関口聖子


私宅の玄関前に大きくなりすぎた枝垂れケヤキがありました。毎年、秋になると落ち葉がポーチの雨どいを埋め、溢れた雨水が壁に浸みこんだり、門の外の道路まで茶色に埋め尽くしたりするのです。
今年、思い切って青々とした葉のうちに根元から伐ってしまうことに決めました。根方にお清めの御神酒と塩を供えました。業者が来てチェンソーを樹肌に当てたとき、一緒に見ていた長男が、「かわいそうだね」と呟きました。二人とも同時に39度の熱を出しました。おまけに私は階段の下二段を踏み外してあばら骨を痛めもしました。玄関前を塞いでいた大きな木が取り払われ、庭に大空が帰ってきたのです。これは喜びたいことでしたが、何かが心に引っかかったままでした。
切り倒す前に記念にと撮っておいた沢山の写真を取り出して見ました。地面から吹き出るような活き活きとしたケヤキの姿がそこにはありました。それが地上から一瞬にして跡形もなく消えたのだと思いました。
私は7月の都美館で行われた研究会で、「いのち」についてのお話をさせて戴きました。女流展には「刻(とき)」(100号)という画題で、枝垂れケヤキを描き留めました。

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posted by joryugakakyokai at 06:50| 研究部

2023年08月12日

8月の委員会の様子

8月8日、猛暑の中
定例の委員会が東京都美術館スタジオで開かれました。

今回は、76回展にて新委員に推挙となった9名中8名の出席があり、全国各地からそれぞれの様子などを自己紹介とともにお話いただき、和やかなシーンが繰り広げられました。


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【新委員】
今井博子
加藤浩恵
河井雅江
酒井佳津子
すずきふみえ
中田やよひ
中村裕子
新戸部ひろみ
深井富美子

その他の議題は
76回展報告、決算報告、画集報告、77回予算案、新役員、についてなどの確認・話し合いを行いました。


posted by joryugakakyokai at 20:34| 委員日記