2021年04月24日

5月研究会中止のお知らせ


5月7日の研究会中止のお知らせ

4月25日より5月11日まで

緊急事態宣言が出て、

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から

都美術館が臨時休館となり、

スタジオがこの期間使えなくなりました。


美術館の要請により、大変残念ですが5月の研究会は中止となりました。


                  
女流画家協会研究部
松本恵美 岩井洋子 瀬谷貴久枝  

posted by joryugakakyokai at 11:19| 研究部

2021年04月22日

作家日記-石田ひろ子

(寄稿:委員 石田ひろ子 山口県下松市在住)


先の見えない自粛生活が続く中、
私の住む下松市には、アトリエから車で10分 赤い橋を渡った笠戸島に夕陽の絶景スポット「夕陽岬」西日本有数の撮影スポットがあります。

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心洗われる見事な夕陽です。

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アトリエ兼ギャラリーでは
個展・グループ展など開催しています。

ギャラリーの奥がアトリエになります。

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(昨年の個展の様子)







ただ今開催中の周南市美術博物館での「しゅうなんアート・ナウ2021展(4/10〜25)」の様子です。中央で活躍される地元作家を市が推薦して行われる展覧会です。

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posted by joryugakakyokai at 14:56| 作家日記

2021年04月21日

作家日記-北 和子

(寄稿:会員 北 和子 大阪府大阪市在住)

大阪市北区同心町一丁目周辺をご紹介します。

「同心町」という町名で思うのは、時代劇での捕物場面。同心・与力(与力町も近くにある)という役人の活躍場面。

この辺は今様に言うと -警察の町-。
この程度の知識で今回大阪紹介をすることになり、近辺を歩いてみました。

私の家の前の車道を越えると約30mくらいで大阪帝国ホテル。そこの桜広場(屋内)を通り抜けると大川端に出ます。大川周辺は両岸が桜並木で大阪でも桜の名所です。
帝国ホテルは大川をみて、桜の時・夏の天神祭の船渡御・大花火と、なくてはならない名所になりました。

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帝国ホテルの川沿いを左へ。
源八橋を渡り、少し左に曲がると大阪環状線「桜の宮」駅(大阪駅から2つ目)。

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(源八橋の上から。桜之宮橋、大阪城)



帝国ホテル川沿いを右へ。
右手の崖の上に泉布観(せんぷかん)。

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(泉布観は明治4年(1871年)造幣寮(造幣局の前身)の応接所として建てられました。)

内部は3月に3日間くらい公開されますが、この2年は中止でした。



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(旧桜宮公会堂。泉布観の敷地内にあります。)




泉布観の前の国道1号線を渡った所が造幣局(昔の東町奉行所)。

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(壁のマークが「桜」で可愛い)


毎年ここの「桜の通り抜け」は大阪人が楽しみにしている行事ですが、昨年・今年と2年はコロナで中止。桜が散り始める頃から始まるのでその年の桜の開花により時期は少し変わります。

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造幣局の桜は八重桜で、それぞれに名前がついています。例えば “楊貴妃”など。
毎年「今年の花」として一種が発表されます。
また、珍しい桜は各御大名家からの移植とのことです。





手前は桜之宮橋(下り線)
向こう側は上り線で安藤忠雄の設計です。

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歩道巾がすごく広いので、ダンスもできそうです。





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(国道1号線ギリギリのところにある「大塩の乱槐跡」)



今回は町名の由来から大阪の幕末の歴史がわかり、先人たちの心意気にふれて、嬉しく思いました。

来年は大阪道頓堀(俗に南(みなみ))を中心に、大阪の芸術・娯楽・食文化にふれてみたいと思っています。

posted by joryugakakyokai at 23:47| 作家日記

2021年04月18日

糸田玲子 追悼展

昨年10月27日に96才でお亡くなりになった
糸田玲子先生の追悼展が
銀座 えすぱす ミラボオで開催されました。



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2021年4月12日〜17日
糸田玲子 追悼展

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多くの女流画家協会、新制作。関係者の方々その他の皆々様が足を運んで下さいまして、とても有り難く目頭が熱くなりました。




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W.W.C.P(wax&water.color.painting)
ろうと水彩絵の具を使う独特な技法。

大胆な作品の数々。
燃えるような生命力を作品から感じ取って頂けたかと思います。



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玲子先生はいくつになっても制作意欲が途切れず、常に前向きでした。


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今でも絵を描いていると、玲子先生の声が聞こえてくるような気がします。

「もっと丁寧に。構図は大きく、思い切って」



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コロナ禍の中、沢山の方々がご来場頂き心より御礼申し上げます。

有難う御座いました。

(寄稿:平川きみ子 委員)

posted by joryugakakyokai at 00:00| 委員日記

2021年04月17日

5月 研究部のお知らせ

5月研究会も首都圏の方とし、
松本委員まで電話で申し込んだ方に限らせて頂きます。
(定員20名になり次第締め切り)

中止となった場合、事前申込者へ連絡します。

当分の間、定員申込制となります。


日時:5月7日(金)13:30〜
講師:橋 和 先生
場所:東京都美術館2F スタジオ

裸婦クロッキー・デッサン
ムービング
作品講評


記名料 3,000円(1年間有効)
会費  3,000円
※部員証をお持ちの方は必ずご持参ください。

・入室は12時以降
・飲食禁止
・必ずマスク着用
・申し込み後、体調の悪い方・欠席になった場合は必ず事前にご連絡ください。

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研究部事務所(問い合わせ先)
〒164-0013
中野区弥生町3-12-16
松本 恵美 Tel 03-3372-6632/090-3802-4528

岩井 洋子   Tel 03-3710-0904
瀬谷貴久枝   Tel 03-3710-6530 

posted by joryugakakyokai at 11:13| 研究部

2021年04月14日

研究部-狩野三也子

研究部より(寄稿:会員 狩野三也子)


71回展の後、女流研究会に初参加し
終了後の暑気払い懇親会にも初参加しました。
とにかく楽しくて、それ以来研究会が待ち遠しくなりました。


人物デッサンをしながら、講師の先生に持参した作品写真を批評して頂き、最後の20分はムービングクロッキー、盛り沢山の2時間半です。固定ポーズはなかなか描く機会がないので、真剣に取り組もうと、墨汁で必ず1枚仕上げるつもりで描いています。


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大作制作の合間に先輩、仲間達と共に描くことは励みにもなり息抜きにもなる貴重な時間です。

コロナが終わり以前のように大勢の方が参加でき、懇親会も開催、そんな日が来るよう祈るばかりです。

posted by joryugakakyokai at 17:07| 研究部

2021年04月13日

研究部-今井博子

研究部より(寄稿:会員 今井博子)


-女流画家研究会に出席して-

コロナ禍の中、皆様どの様にお過ごしでしょうか。
私の日常生活は一変し、絵を描くモティベーションを保つのが難しい日々でした。

女流の研究会は私にとって生活リズムの一つになっていたので、今年1月から再開するとのご案内を頂いた時は、上野の山が懐かしく、2月から参加させていただきました。

会場は人数制限され、参加の方たちもマスクをされているので、安心できる居心地の良い場所です。
御担当の先生方は感染予防対策に力を尽くしてくださり、お礼の言葉しかありません。おかげさまでコロナ前の日常に一歩近づいた様な気がいたしました。

なかでも新しく企画して頂いた「ムービング」は、緊張感と集中力が横溢した貴重な20分となりました。2月・3月は流れるようなポーズが連続するフォルムを鉛筆で追いかけるのが精一杯でしたが、4月は画材を増やし挑戦してみました。コンテ、木炭、筆ペン等、色々使えそうです。

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普段なかなか体験出来ない「ムービング」が、絵に何らかのヒントを与えてくれたらどんなに素敵でしょう!

私にとって研究会でのデッサンが、いかに大切な基礎訓練の場であるかを再確認し、コロナ禍にあっても希望が湧くことを夢見ながら、葉桜になった上野の山を下りました。






posted by joryugakakyokai at 18:56| 研究部

2021年04月12日

研究部-宍戸幸子

研究部より(寄稿:会友 宍戸幸子)


-研究部に寄せて-

1年にわたるコロナ禍、現在も進行中です。
マスク着用、人との接触も極力避け、不要不急の移動自粛…等々
先が見えない状況の中で、あらゆる分野で延期や中止が続き、女流研究部も休会が続きます。

そうした中で、人数が制限されての研究部再開のお知らせが届きました。 

万全の感染対策をしていただいた会場で、
先生方からデッサンや作品のアドバイスや講評等を頂きます。

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「描く」という同じ方向を見て参加している会場での私達

そこには安心感があり心も和みます。

とかく籠りがちになる社会状況ですが、
足取りも軽くなる帰り道でした。




posted by joryugakakyokai at 16:19| 研究部

2021年04月11日

4月 研究会の様子

今月は定員20名のところキャンセル待ちを含めて、26名の申し込みがありました。部員の皆さん女流の搬入も近づき、大変熱心です。

講師の志村節子先生は、展覧会のカタログなど資料をお持ちになり、講評の初めと終了後にいろいろお話をして下さり、皆さん熱心に聞き入っていました。

コロナ禍の中、充分な感染対策はとっていますが、
定員申込制がいつまで続くのか? 
早く通常の研究会に戻れることを願うばかりです。
申込後、都合で不参加の方は必ずキャンセルを届けていただかないと、キャンセル待ちの方がいますので。


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この日、モデルさんは音楽をかけながら、ゆっくり動いてポーズをとりました。

少しづつ動くムービングは、線が重なり合って動きを追う、細部にとらわれず大きな動きをつかむという、固定ポーズとは違った難しさはありますが、勉強になると思います。

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(スタジオ内の一角で、講師の志村先生の講評を受ける部員)
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(寄稿:松本恵美 委員)

posted by joryugakakyokai at 00:00| 研究部

2021年04月10日

作家日記-岡崎好江

(寄稿:会員 岡崎好江 埼玉県新座市在住)


自宅から10分位のところに臨済宗平林寺があります。

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14世紀創建の寺院で格式の高いお寺です。
禅修行の道場なので、年末の除夜の鐘つきなどはありません。



お寺の周りは雑木林に囲まれ、野火止用水が流れています。

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よく散策をしますが、一周するとかなりの距離です。
歩くこと即ち健康ですね。

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いよいよシクラメンの花も枯れてきました。
最後の最後に描き始めるなんてなんか変ですね。

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今年の10月にギャラリー惣で個展をします。
ただいま製作中です。宜しくお願い致します。

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posted by joryugakakyokai at 20:26| 作家日記