2023年01月23日

1月研究部の様子

2023年最初の研究部。

参加32名の賑やかな初回となりました。

スペースに余裕がない状態でしたが、皆様ゆずり合いながら真剣な眼差しで黙々とデッサンに集中。

女流画家協会研究部2023年1月会場風景.jpg




本日の講師は、
3年間研究部の担当をされた松本恵美委員。
アーティストトークが楽しみです。黒ハート

松本恵美先生A.jpg




部員の皆さまの大きな拍手で、
松本先生のトークが始まりました。

松本恵美先生アーティストトーク.jpg


(松本委員)
皆様にまたお会いできて、とっても嬉しいです。
アーティストトークなんて何を話そうかな、と昨日考えたのですが全然まとまらなくて。
子供の頃の話をしようかなと思います。

子供の頃から絵は好きでした。
ほかの習い事をしたことがないのですが、小学校3年生から高校まで、近くの絵画教室に通っていました。

小学校6年生のお誕生日に父が油絵の具一式を買ってくれまして、初めて油絵を描きました。
4号ですね。
今もあります。
今日は持ってきても良かったかな!と思ったのですけど(笑)
(会場(笑)。見たかった〜、の呟き)
その時描いたのはパイナップルと桃。


絵の具を一つ一つ手にとって、先生が使い方を教えてくださって。
その時のワクワク感!!

年齢を重ねてくると、そういうワクワク感がなくなってくるのですけど。
もう新月歳になりまして、、、
言いたくなかったんですけど(言っちゃった)(会場:笑)揺れるハート

6年生の時のあのワクワク感を、いつまでも持っていたいなあと思います。


通っていたアトリエは、すごく生徒が多くて、画板を置いた床は隙間がないほどでした。
先生が途中でいつも紙芝居を読んでくれて、それが楽しくて。

石膏がいっぱいあったので、小学校の頃から画用紙にクレヨンやコンテで石膏をたくさん描きました。そのおかげか、石膏デッサンが大好きになって、高校生の時は朝早く美術室で授業が始まる前に石膏デッサンを描いていました。

今、私の絵にどれだけ石膏デッサンが活きているかわからないけど、好きなことをこの年まで続けて来れて、本当に幸せだなあと思っています。


だいぶ絵を処分しました。
私の絵は最大で130号ですが、最近はそれも大きすぎるかなと感じています。
本当に自分が描きたいサイズがいいと思います。

皆さんも、公募展なのでインパクトを与えるために大作を描かなきゃ、と思われる気持ちがあると思うんですね。でもやっぱり自分のサイズというものを考えて描いて行かれるといいかなあと思います。

作品サイズは小さくなっても、手と目が大丈夫な間は続けていけるので、幸せなものに出会えたな。。。と思っています。


それから、
大学卒業してすぐ教室を始めたのですが、自分が通っていた先生の影響か、私も絵を描かせるだけじゃなくて、絵本を読んであげたり、アトリエキャンプとか、みんなでアトリエに泊まってご飯作ったり。そういうのが楽しくて生徒はずいぶん増えちゃったんですね。嬉しいような困ったような状態でしたが、私も若かったので若さのなせる技で過ごしました。
(会場 大拍手)手(パー)
(時間ピッタリに終了!)




このあと、個別講評にもご尽力。

松本恵美先生2.jpg


部員の方々も、しっかり制作された作品写真を持参され、熱心に質問。

松本恵美先生.jpg





松本恵美先生、このブログでは本当に3年間お世話になりありがとうございました。
1回も欠かすことなくご寄稿いただきました。
記録としても、とっても良かった思っております。
部員の皆さまも、いつもご協力をありがとうございました。

3年間事務を担当して頂きました瀬谷貴久枝委員
2年間の会計係 岩井洋子委員
1年間の会計係 コ中壽子委員
大変お疲れ様でございました。


また、今期の研究部係
黒沢裕子委員(写真右)、鈴木多美子委員(写真左)
1年間たいへんだと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
黒沢裕子先生と鈴木多美子先生.jpg


寄稿:web担当 委員 中嶋しい









posted by joryugakakyokai at 19:00| 研究部

2023年01月01日

2023 出品要項をアップしました

謹賀新年

2023年
第76回女流画家協会展
出品要項をアップいたしました。

  ↓ クリック

jgslide76.jpg


本年もどうぞよろしくお願いいたします。







posted by joryugakakyokai at 00:00| 女流画家協会展