NHK番組で取り上げられた内容の本、
「女性画家たちの戦争」(2015年発刊)を元に、
新たな内容が加筆され
新刊「女性画家たちと戦争」が平凡社より発売されました。
吉良智子さん著
女流画家協会創立メンバーの先生方が大勢 登場しています。
2023年09月22日
新刊 「女性画家たちと戦争」
posted by joryugakakyokai at 00:00| 委員日記
2023年09月21日
桜井浜江 初期作品展
故 桜井浜江先生の初期作品展が開催されます。
9/26〜10/22
三鷹市桜井浜江記念市民ギャラリー
観覧料:無料
9/26〜10/22
三鷹市桜井浜江記念市民ギャラリー
観覧料:無料
posted by joryugakakyokai at 18:39| 委員日記
2023年09月06日
7月の研究部の様子
7月の研究会は女流画家協会展が終わった翌月にもかかわらず、34名の方々が参加してくれました。
関口聖子委員のアーチストトークは「生命」に寄り添う思いにあふれた素晴らしいお話でした。
また皆さんは熱心に関口委員の講評を受けていました。
8月の研究会はお休みでした。
次回は9月22日金曜日です。
作品のうらばなし
私宅の玄関前に大きくなりすぎた枝垂れケヤキがありました。毎年、秋になると落ち葉がポーチの雨どいを埋め、溢れた雨水が壁に浸みこんだり、門の外の道路まで茶色に埋め尽くしたりするのです。
今年、思い切って青々とした葉のうちに根元から伐ってしまうことに決めました。根方にお清めの御神酒と塩を供えました。業者が来てチェンソーを樹肌に当てたとき、一緒に見ていた長男が、「かわいそうだね」と呟きました。二人とも同時に39度の熱を出しました。おまけに私は階段の下二段を踏み外してあばら骨を痛めもしました。玄関前を塞いでいた大きな木が取り払われ、庭に大空が帰ってきたのです。これは喜びたいことでしたが、何かが心に引っかかったままでした。
切り倒す前に記念にと撮っておいた沢山の写真を取り出して見ました。地面から吹き出るような活き活きとしたケヤキの姿がそこにはありました。それが地上から一瞬にして跡形もなく消えたのだと思いました。
私は7月の都美館で行われた研究会で、「いのち」についてのお話をさせて戴きました。女流展には「刻(とき)」(100号)という画題で、枝垂れケヤキを描き留めました。
関口聖子委員のアーチストトークは「生命」に寄り添う思いにあふれた素晴らしいお話でした。
また皆さんは熱心に関口委員の講評を受けていました。
8月の研究会はお休みでした。
次回は9月22日金曜日です。
(寄稿/研究部担当 委員:黒沢 裕子)
作品のうらばなし
寄稿:7月研究部 講師:関口聖子
私宅の玄関前に大きくなりすぎた枝垂れケヤキがありました。毎年、秋になると落ち葉がポーチの雨どいを埋め、溢れた雨水が壁に浸みこんだり、門の外の道路まで茶色に埋め尽くしたりするのです。
今年、思い切って青々とした葉のうちに根元から伐ってしまうことに決めました。根方にお清めの御神酒と塩を供えました。業者が来てチェンソーを樹肌に当てたとき、一緒に見ていた長男が、「かわいそうだね」と呟きました。二人とも同時に39度の熱を出しました。おまけに私は階段の下二段を踏み外してあばら骨を痛めもしました。玄関前を塞いでいた大きな木が取り払われ、庭に大空が帰ってきたのです。これは喜びたいことでしたが、何かが心に引っかかったままでした。
切り倒す前に記念にと撮っておいた沢山の写真を取り出して見ました。地面から吹き出るような活き活きとしたケヤキの姿がそこにはありました。それが地上から一瞬にして跡形もなく消えたのだと思いました。
私は7月の都美館で行われた研究会で、「いのち」についてのお話をさせて戴きました。女流展には「刻(とき)」(100号)という画題で、枝垂れケヤキを描き留めました。
posted by joryugakakyokai at 06:50| 研究部