2024年03月25日

3月の研究部

3月の研究会は新会員も増えまして、参加者は32名でした。
本展まであと2カ月と迫り、出品作品の講評は講師の照山ひさ子委員が、大変熱心に指導をしてくださいました。
またアーチストトークは絵を描く意義と絵描きの生き方についての興味深いお話でした。
参加者の裸婦クロッキーも水彩やパステルで彩色するなど、多彩な作品が多くなってきました、皆さん頑張っています。


研究部担当委員 黒沢裕子





3月研究部 講師:委員 照山ひさ子


30歳で油絵を描き始め、長い間団体展に出品してきましたが、絵画制作をライフワークにして良かったと思うことがいくつかあります。その中から3つ挙げたいと思います。

私は制作に取り掛かるまでにかなりの時間をかけて構想を練ります。真っ白い画面と向き合い、さてどのような作品を描こうかと考えを巡らせている時、様々な思いが頭の中を過ってまいります。自分の来し方、そしてこれからどのように生きていくべきかなど。絵画制作のおかげで、自分を見つめ直す時間をゆっくり持てたということがまず第一に挙げられます。

次に、人間は人生を閉じるまで目標を高く持ち、努力をしなければならないということを学んだことではないでしょうか。
そしてもう一つは、団体展に所属したおかげで、素晴らしい先輩方から多くのことを学ぶことができ、また同じ目標を持つ温かい心の仲間達と出会えたことだと思います。



照山ひさ子 2.JPG


posted by joryugakakyokai at 22:23| 研究部

2024年03月03日

2月の研究部


2月の研究会は、38名とたくさんの方が参加してくださいました。都美術館のスタジオはいつになく熱気にあふれていました。

講師の平川きみ子委員のアーチストトークでは「絵を描くには体力と思考力が大切」とさとしてくださいました。
講評は平川委員と見学にいらした柴野委員の2人でして頂きました。本展前なので、講評はより内容が深くなり参加者の方には収穫の多いご指導だったと思いました。
また、研究会の後の懇親会では中村委員も加わって頂きまして、皆様と打ち解けた会話ができ親睦を深めることができました。
女流画家として、力を合わせていきましょう。


研究部担当委員:黒沢裕子
 




--------------------------------------------------------------------


2月研究部 講師:委員 平川 きみ子


梅はもう満開。        
皆様如何お過ごしですか。
毎日お忙しいと思いますが、元気でないと絵は思う様に描けません。絵を描く事は体力も思考力も必要です。
その健康の為に、運動したり、散歩はできれば毎日行きたいですね。ただ何気なく歩くのではなく、風景を事細かく観察し、樹木、花、草や葉っぱ1枚1枚の大きさ、裏表の模様、ぎざぎざになっていたり、穴が空いていたりと、これまた素晴らしい発見が沢山あります。素敵な発見ができるかどうかはあなた次第です。今後も前向きに行きましょう。
話は変わりますが、近年温暖化も進み大変な時代になってきました。私たちが出来る事は限られると思いますが、出来る事を少しでも見つけて行動出来ると良いですね。
今後も女性のパワーで頑張りましょう。
宜しくお願い致します。

JORYU-065平川きみ子.jpg




posted by joryugakakyokai at 10:06| 研究部