2025年05月29日

二次会のご案内

第78回女流画家協会展
出品者の皆さま二次会のご案内です。

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委員が多数参加します。
制作での悩みなどなど、和やかに会食しながらなんなりとお聞きください!

懇親会は不参加で二次会からの参加もOKです!

場所:トラットリア・イタリア上野店
http://www.trattoria-italia.com/ueno.html#
台東区上野4-9-6
ナガフジビル4F

アクセス:JR上野駅不忍口徒歩2分、
京成上野駅正面口徒歩1分

日時:2025年6月6日(金)
   19:30〜

会費:5,000円

直接会場へお越しください!
お待ちしております。



posted by joryugakakyokai at 17:51| 女流画家協会展

2025年05月28日

速報!入選発表

速報!

第78回女流画家協会

入選者一覧をアップいたしました!


https://www.joryugakakyokai.com/nyusen/index.html

入選の皆様、おめでとうございます!


郵便での通知は本日投函致しましたので
もうしばらくお待ちください。




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第78回女流画家協会展
会期:2025年6月6日〜13日
場所:東京都美術館



posted by joryugakakyokai at 20:32| 女流画家協会展

2025年05月26日

搬入、完了いたしました

第78回女流画家協会展 搬入は昨日無事に完了いたしました。

搬入、準備、審査などなど、
最新の様子をX(旧Twitter)で発信しています。

https://x.com/joryugakakyokai



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********************
第78回女流画家協会展は
2025年6月6日(金)〜13(金)
東京都美術館で開催いたします。







posted by joryugakakyokai at 21:13| 女流画家協会展

2025年05月24日

5月の研究部の様子

5月の研究会の参加者は25名でした。
今月は本展に向けて最後の研究会でしたので、ほぼ出来上がった出品作品の写真などの講評会でした。

私もそうなのですが、いざ締め切りになりますと気持ちが焦ってしまい、余計な事をしてしまう事が多いのも確かです、今一度客観的に自分の作品を見直す大切な時です。

今月の講師の川口智美委員はとてもたくみな講評で、あと少しの書き込みの必要か否をしっかりとこまかく指摘されていました。参加者の皆さんも納得されていました。

また、川口智美委員のアーチストトークでは、若い時から現在までの画家としての歩みと自分の作品との向き合い方を、経験をもとにしてお話してくださいました。とても実感のこもった内容に委員の真摯な姿を感じました。

今までの研究会の皆様のデッサンを愚直に繰り返す姿はすばらしく、私も自らを省みてしまいます。本展で良い結果がでます事を祈っています。

研究部 担当 委員:黒沢裕子






アーティストトーク
5月研究部 講師 委員:川口智美


女流画家協会展に初出展したのは、22歳の時でした。
会場に来て、他の作品の強さに圧倒され、批評会でも、弱々しい点を指摘され、心がぺしゃんこになって帰った日が思い出されます。
それでも続けてこられたのは、すぐ上達したり、上手く描けたりするわけでもないので、自分の弱さが何なのかなど考えながら、弱さを強さに変えるのではなく、自分が持っている何かを模索しながら描き続けて来たような気がします。

その頃は、泥の中から発芽して美しい花を咲かせる蓮の凛とした力強さに感動し、蓮を通して目に見えない神秘や生命力の強さを可視化したいと思いました。
世界の自然災害や疫病などの事象の中、現在は、自然への畏怖と同時に、そんな不安を一掃してくれるような存在として自然に宿る精霊を表現したいと思います。

描く対象を通して外の世界と自分の中の内の世界が響き合う瞬間があります。そんな感動を、かたちに出来ればと思っています。


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第77回女流画家協会展 川口智美「赤い決意」120F




posted by joryugakakyokai at 09:34| 研究部

2025年第78回女流画家協会展、明日搬入

第78回女流画家協会展
いよいよ明日、搬入日です。

2025年5月25日(日)
10:00〜16:00
東京都美術館 地下3F

皆様の作品にお会いできるのを楽しみにしております!

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posted by joryugakakyokai at 08:56| 女流画家協会展

4月の研究部の様子


今月の研究会参加者は29名でした。
本展が間近ですので参加者は多かったです。

いつものように、モデルデッサンは熱心に取り組まれていました。画材は木炭、鉛筆のほかに、水彩やバステル、コンテ、など様々な表現方法を工夫している方々もいます。彩色をすると表現のはばも広がりますので、とても楽しそうに制作されています。

今月の講師は山口孝子委員でした。
本展出品作品の講評は励ましながらとても分かりやすく、最後の効果的な仕上げを指導してくださいました。
またアーチストトークでは、インドネシアなどアジアの影絵芝居の人形のお話や、女子美術大学での思い出、絵画制作の楽しさなどを話してくださいました。山口委員は私立の女子校で長いあいだ美術の教諭をしながら、絵を描き続けてこられました。女流画家協会にはそのように頼もしい先輩がたくさんいらっしゃいます。

寄稿/研究部担当:委員 黒沢 裕子




第77回女流画家協会展 出品作品
山口孝子 「コプト讃歌・踊る人」100F

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posted by joryugakakyokai at 00:00| 研究部

2025年05月22日

CHIRI・黒岩知里 展 -表現者として生きるということ-

77回展出品(入選4回)の黒岩知里さんの個展が開催されます。

JARFO企画
CHIRI・黒岩知里 展
-表現者として生きるということ-

2025年5月27日〜6月1日
会場:JARFO京・文博
京都市中京区三条高倉
京都文化博物館 別館


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X(旧Twitter)でも個展情報を発信しています。
https://twitter.com/joryugakakyokai


出品者のみなさま。
個展開催の際はぜひDMを女流画家協会事務所へお送りください。
お待ちしております!!



posted by joryugakakyokai at 18:53| 作家日記

2025年05月16日

3月の研究部の様子


今月の女流展研究会の参加者は27名でした。
本展まであと2カ月、この時期は作品の仕上げに悩んでいる方々が多いのですが、自分の描きたい絵を描いて自信を持って搬入して頂きたいと思いました。

毎回熱心に裸婦などのデッサンをして基礎を勉強している態度は素晴らしく、絵を描き続ける力になっています。
最近体調が思わしくない方も、研究会に来て楽しくて元気になったと言っていました。

講師は岸 鹿津代委員でした。
女子美術大学の教授をされています。
講評はとてもていねいでそれぞれの描きたい絵に寄り添った指導をされていました。みなさんやる気になっていました。
ありがとうございました。
担当委員:黒沢裕子






手法について
講師:委員 岸 鹿津代



長年、キャンバスに油彩で犬を描いて来ましたが、今年の2月、水彩で植物を描いた作品で個展を行いました。父の介護があり家から出ることが難しく、仕事場に行けない事がきっかけでした。水彩は油彩とは異なり、一気に描き上げる方法が心地良く、モチーフが違うこともありましたが、構えず迷わず描けました。ただ今後モチーフも含めて完全に水彩に切り替えるのかは、現在悩ましいところです。油彩での仕事をやりきれているわけではないからです。

私の油彩の手法は、有色地のキャンバスに絵具を擦れさせて描くという手法です。それを変化させたく、ここ数年いろいろ試みています。キャンバスなのか、パネルなのか、白から始めるのか暗い色から始めるのか、そういう支持体の違いで、こっちの方が描きやすかった!ということもあるように思います。実際、水彩での試みは、その延長線上のものでもありました。

自らを縛らず、新たな発見をまだまだして行きたいと思っています。

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第77回女流画家協会展出品作「花降る」(100F)

posted by joryugakakyokai at 08:00| 研究部