2023年07月10日

6月の研究部


6月の研究会は東京都美術館での女流画家協会展が閉会してからすぐでしたが、参加者は例月と同じくらいでした。
平川きみ子委員のご都合がつかず、代わりに中元宣子委員に講師をお願い致しました。
抽象のベテランの委員の方が快く引き受けてくださいまして、とても感謝いたしました。
当日のアーチストトークでは、初めて女流画家協会展に出品した時のお話や、体の調子の悪い時でも、苦労しながら工夫して制作活動を続けたお話などをしてくださいました。
女流画家協会展での女流画家の活動をとても大切に思われているお気持ちが伝わってくる貴重なお話でした。                    

7月の研究会水曜日となります。
7月26日(水曜日)13:00~
講師 関口 聖子 委員


(寄稿/研究部担当 委員:黒沢 裕子)




「6月の研究会」 
寄稿:6月研究部 講師:中元 宣子


初出品の女流画家協会展は、F80号を3点、3点とも違う画風。入選した作品がリボン、テープ状の作品で、今の作品に繋がっています。
その後、モダンアート協会展で、金属性を高め、ハードな作品に発展させたましたが、事故後遺症で、モダンアート会員を退会しました。
女流一筋「ハートシリーズ」の絵を10年ほど続けました。ハートはloveという意味だけでは無く、心の平穏・不安・喜び・悲しみなどいろいろな感情が含まれています。病後の人生の岐路を心の中に渦巻いている気持ちをハートに込めました。
その頃手首の怪我で大きなストロークが描けなくなった事もあって、ハートの中に細かな形にして思いを描きました。
今まで多くの作品はS100号の正方形の画面でしたが、正方形ですとどうしても中心に構図が偏ってしまうので、昨年から大きさをF130号にして、気持ちが開放されるような絵にしたいと思って、そのせいか今回作(第76回女流画家協会展出品作)は、私の絵の原点に戻れたかなと感じています。
これからいつまでF130号が描けるか分かりませんが、闇の中の光に向かってひたすら描き続けたいと願っています。何が有っても絵に気持ちを託すと、良い方向を絵が示してくれます。

今回の研究会では、研究生の皆さんに、兎に角、絵を描く事を続けてください、何かが見えてきて、力と成り貴女を支えてくれると信じて描いて下さい、と訴えました。

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posted by joryugakakyokai at 00:00| 研究部