今月の研究会は東京都美術館での女流画家協会展本展が終わり、出席者は25名でした。
講師は柴野純子委員でした。
アーチストトークは委員が絵に込めた「祈り」についてで、気持ちに触れるお話に感心いたしました。講評ははっきりと的を得た説明に皆さん納得されていました。
今年の本展で研究部会員の方々の受賞者や賞候補者が多く、皆さんの日々の真摯な努力や、講師の委員の方々の熱心な講評が良い結果に繋がったと思いました。
絵を描くことは孤独な作業です。月に一回絵を描く仲間と会って一緒にデッサンをすることで、勇気づけられる方も多かったのではないでしょうか。
私は今月で研究部担当は終わりました。
これからは広瀬晴美委員と前田礼子委員に担当して頂きます。
任期途中で女流画家協会が一般社団法人になり、研究部も社団法人に組み込まれましたので、より女流画家協会のために活動を進めてゆく方向ができました。
多くの研究部の会員の方々や、講師をしてくださいました委員の方々には深く感謝いたします。
「ありがとうございました。」
研究部担当 委員:黒沢裕子
描くこと
6月研究部 講師 委員:柴野純子
女流画家協会展が終わって直ぐの研究部に、講師として参加させて頂いた。
本展後で参加者は少なかったが、受賞した方や賞候補になった方も多く参加され、活気に満ちていた。また黒沢委員が研究部責任者として最後の講座でもあった。
現在の不安定な世界情勢や気候変動による多くの災害、そのような中にあって絵を描ける幸せを大切にしたい。絵を描く事の楽しさや大変さを共有できる仲間との出会いを大切にしていきたい。常に手を動かし基本を学びながら自分の世界を創っていくこと。心の中にある喜びや悲しみ、苦しみ、不安、時代の動きなどを絵の中に塗りこめ、独自の作品を目指し、少しでも良い表現が出来るよう一緒に努力して行きたい。
私は祈りをテーマに具象画を描いているが、抽象作品も好きだ。古い時代の剥離したフレスコ画やテンペラ画、日本美術にも引き付けられる。これからも、私なりの「祈りのかたち」を追求して描き続けていきたいと思っている。

第78回女流画家協会展
「風のゆくえ」130変
柴野純子
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柴野純子
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