2023年11月05日

草莽の風展(2023年)

委員8名によるグループ展
草莽(そうもう)の風展が開催されました。

銀座K'sギャラリーにて
2023年10月30日〜11月4日

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岩井洋子 委員
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「ある風景」S25号
ウクライナ国旗の水色と黄色を配したこの作品について
岩井委員は
瓦礫と少年の姿の映像をニュースで見て以来、その光景が脳裏から離れない、お話してくださいました。


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大前美登利 委員
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左:金谷ゆみえ 委員
右:八木芳子 委員

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金谷ゆみえ 委員
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橋 和 委員
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平川きみ子 委員
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松本恵美 委員
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八木芳子 委員
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渡辺由紀子 委員
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posted by joryugakakyokai at 15:20| 委員日記

2023年10月13日

女性と抽象 国立近代美術館

東京国立近代美術館2F ギャラリー4で開催中の
「女性と抽象」

女流画家協会の創立会員、ほか
計6名の先生方の作品が展示されています。


コレクションによる小企画
女性と抽象 国立近代美術館
会期:2023年9月20日 – 12月3日
月曜休館
一般500円(65歳以上無料)

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ピンクとシルバーメタリックの
とっても素敵なパンフレットです。

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作品リスト
・桜井浜江
「壺」 「花」

・三岸節子
「静物」

・藤川栄子
「塊」

・田中田鶴子
「無U」

・芥川(間所)沙織
「スフィンクス」

・桂ゆき(ユキ子)
「作品」



開館時間は10:00–17:00ですが
金曜・土曜は20:00まで開いていますので
本日(金)夜に行ってまいりました。
会社帰りの方々が結構いらっしゃいました。

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桂ゆき先生のコルクを貼り合わせた斬新な作品や、
重厚でダイナミックな桜井浜江先生の作品。
偉大な先生方の作品をゆっくりと鑑賞することができました。

パンプレットの巻末には
この展覧会の企画者座談会が掲載されていて、とても興味深く読みました。
その中で、
女流画家協会の設立に関わった人たちは早い時期に退会していることに言及されており、
「協会の発足は目的がはっきりしていたので、達成したと感じて各々の活動を重視していったのも納得でした」と書かれています。

女流画家協会は、女性画家が団結することで芸術・地位の向上と新人の登竜門を目指したのですよね。
先日の清水康友先生の講演会を色々思い出しました。
女流画家協会創成期とその周辺 YouTube



所蔵作品展では女流画家協会の展示以外にも
たくさんの素晴らしいコレクションが見れます黒ハート

(web係:中嶋しい)






posted by joryugakakyokai at 21:25| 委員日記

2023年09月22日

新刊 「女性画家たちと戦争」

NHK番組で取り上げられた内容の本、
「女性画家たちの戦争」(2015年発刊)を元に、
新たな内容が加筆され

新刊「女性画家たち戦争」が平凡社より発売されました。

吉良智子さん著

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女流画家協会創立メンバーの先生方が大勢 登場しています。






posted by joryugakakyokai at 00:00| 委員日記

2023年09月21日

桜井浜江 初期作品展

故 桜井浜江先生の初期作品展が開催されます。

9/26〜10/22
三鷹市桜井浜江記念市民ギャラリー
観覧料:無料

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posted by joryugakakyokai at 18:39| 委員日記

2023年08月12日

8月の委員会の様子

8月8日、猛暑の中
定例の委員会が東京都美術館スタジオで開かれました。

今回は、76回展にて新委員に推挙となった9名中8名の出席があり、全国各地からそれぞれの様子などを自己紹介とともにお話いただき、和やかなシーンが繰り広げられました。


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【新委員】
今井博子
加藤浩恵
河井雅江
酒井佳津子
すずきふみえ
中田やよひ
中村裕子
新戸部ひろみ
深井富美子

その他の議題は
76回展報告、決算報告、画集報告、77回予算案、新役員、についてなどの確認・話し合いを行いました。


posted by joryugakakyokai at 20:34| 委員日記

2023年07月15日

NHK 日曜美術館

日曜美術館のご案内です。
7月16日(日)朝9時〜9時45分
再放送23日(日)夜8時〜

 「友よ、我らの美しき野は・・・ 画家・三岸節子と長谷川春子」

https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/

放送波: NHK・Eテレ

番組内容(予定):
日本の女性画家の草分けである三岸節子と長谷川春子。女性が絵を描くことの壁が高かった時代、節子や春子たちは“描くこと”こそが、新たな地平を切り開く道であると信じ、人生を賭けた。彼女たちは、どのように時代と向き合い、その願いを絵筆に込めていったのか?

3月に放送し大きな反響のあったBS1特集「春子と節子」の映像を交えながら、三岸節子や長谷川春子やが遺した「作品」を中心にご紹介。

戦前に生まれ、戦中に行き、戦後を生き抜いた女性画家たちが、それぞれ渾身の思いを込め描いた作品をじっくりと鑑賞する。

出演 吉良智子さん(美術史家/スタジオ出演) 長谷川和光さん(長谷川春子おい・作曲家)、田村邦明さん(筥崎宮宮司),丹野汀さん(一宮市三岸記念美術館学芸員)

司会 小野正嗣さん(作家・早稲田大学教授) 柴田祐規子アナウンサー

posted by joryugakakyokai at 08:19| 委員日記

2023年05月17日

マガジン SHAKE ART! vol.31

関西の美大生がつくる
アート情報フリーペーパー
『SHAKE ART!』vol.31が発行されました。

とてもおしゃれで洗練されたデザイン
読み応えのある構成の冊子です。

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女流画家協会の広告を掲載させていただきました。

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SHAKE ART!様のサイトより過去号も見れます。
https://shakeart.studio.site/

美大生や若い作家のみなさんの
みずみずしい作品に魅了されます。

今号のテーマ 「rest ART」
=リスタート(題名が秀逸!!)
環境の変わる新年度に、美大生だけでなく我々も、癒され勇気や学びをいただける内容になっていました。
また、京都のカフェ・ギャラリーの紹介ページもおしゃれで可愛らしい。

女流展会期中、東京都美術館/女流事務所に設置予定です。





posted by joryugakakyokai at 08:03| 委員日記

2023年04月21日

女流ロゴの話

女流画家協会のロゴマーク

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これは何の形でしょう?



「女」の漢字の形をデザインしたものなのです。

1950年第4回女流画家協会展の頃に制作されました。
モダンアート創立委員:村井正誠氏のデザインによるものです。

村井氏は当協会の第4回、12回、13回事務所の小川孝子委員のご主人です。
当時ご夫妻のアトリエには多くの画家が集まり、熱くアートについて語っていたそうで、当協会の山内恵美子委員も、よく出入りをされていたそうです。

山内委員が女流に出品するようになったのはずっと後になってからですが、勤務先の文化学院で村井氏より「女流のマークはぼくがデザインしたんだよね」と聞き、構想時のスケッチブックも見せてもらったとのこと。


長く使われ続けている女流ロゴ。
これからも、大切に受け継がれていくことと思います。


ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)公募ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
第76回女流画家協会展
搬入日:5月26日(木)
出品要項はこちら→出品要項(出品票もダウンロードできます)












posted by joryugakakyokai at 10:29| 委員日記

2023年03月31日

再放送のお知らせ  「春子と節子 “女流”画家を超えて」

先月放送された番組
春子と節子 “女流”画家を超えて

再放送のお知らせです。
4月 2日(日)[BS1]12:00〜13:49

洋画家・長谷川春子と三岸節子
二人の女性画家の生涯を通して、日本におけるジェンダー平等の闘いを写真家・大石芳野さんがたどるドキュメンタリー。

画像提供に“女流画家協会”の名前が掲載されます。




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NHKオンデマンドでも視聴可能です。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2023126832SA000/

前編、後編 各110円
視聴期間3日間。






posted by joryugakakyokai at 08:20| 委員日記

2023年03月08日

NHK BS1 「春子と節子 “女流”画家を超えて」が放映されました

3月7日、再放送8日
NHK BS1にて放映された「春子と節子 “女流”画家を超えて」

見逃された方は
NHKオンデマンドで視聴可能です。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2023126832SA000/

前編、後編 各110円
視聴期間3日間。



女流画家協会を設立された三岸節子先生がお話しされている動画や音声がいくつも盛り込まれ、残されたお言葉の数々に触れることのできる、大変貴重な番組でした。

男性社会の中で
「絵を描くことより、生活することより
女で、絵を描いて世の中を通っていくことが何より大変なことだった」と語られています。

女流画家協会が誕生した経緯や設立の意義がひしひしと伝わり、このような大切な歴史に触れることができたことに感謝いたします。


(寄稿:web担当 中嶋しい)




posted by joryugakakyokai at 22:16| 委員日記