2025年01月17日

2025年度の出品規定

2025年度の出品規定をアップいたしました。

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第78回女流画家協会展の搬入日は

5月25日(日)
です。


出品規定
https://www.joryugakakyokai.com/koubo/index.html

出品票は上記アドレスより
ダウンロードできます。


なお、委員・会員・77回展に出品された方には
2月上旬に郵送でお届けいたしますので
もうしばらくお待ちください。



77回展に出品されていない方で郵送ご希望の方は、事務所までお電話ください。
事務所:03-3784-9577



皆様のご応募、お待ちしております!




posted by joryugakakyokai at 23:23| 女流画家協会展

2024年07月27日

山梨の作家、深澤弘子さん

山梨展にて。

山梨在住の会友:深澤弘子さんにご寄稿をお願いしたところ、ご快諾いただきましたので掲載させていただきます。

深澤様は山梨展会期中
お嬢様まで受付係をお申し出くださり
展覧会の運営に大変ご協力いただきましたことを深く感謝申し上げます。
ありがとうございました黒ハート黒ハート黒ハート



(寄稿)女流画家協会 会友:深澤弘子


私は草花を描く時、じっとその花を見つめ、話をします。

今回、題材にした「ゴクラクチョウカ」は南アフリカ原産の花です。葉も花も熱帯の極楽鳥を思わせ、尖った花の先は、まるで嘴のようです。
このゴクラクチョウカの美しさに、美しい羽をもつ孔雀やインコと同じものを感じます。
私は美しく、強く、自由に空を羽ばたく鳥に、「次に生まれ変わるなら鳥になってみたい」と思う程の憧れをもっています。この憧れも込め、画面の中で自由に心をひらいて飛んでみたいと思い、この作品を描いてみました。強かに華麗にのびのびと生きる彼らと共に私自身の想いも 自由にのびのびとパステルに乗せて描くことができていたなら嬉しいです。

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山梨県立美術館 県民ギャラリー 女流画家協会山梨展にて。
「憧憬」F100 深澤弘子





posted by joryugakakyokai at 18:21| 女流画家協会展

2024年07月22日

山梨展を終えて

緑濃い夏の甲府市は梅雨明け前でしたが、天候に恵まれたと言える気候でした。

山梨県立美術館内県民ギャラリーA,B,Cに於いて初めて女流画家協会山梨展を2024年7月13日(土)〜19(金)まで、110名の協会出品者で開催致しました。
6日間の合計で入場者数1451名を数えました。

会期初日には大村 智様(韮崎大村美術館館長)、堀内洋子様(韮崎大村美術館副館長)、島田紀夫ご夫妻(元山梨県立美術館館長)を迎え開会式を開催致しました。

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(左から代表理事 中村智恵美委員・堀内洋子様・遠藤彰子委員・大村 智様・島田紀夫ご夫妻)



また7月17日にはNHK甲府 6時55分・7時55分・18時24分の県内のニュースで会場風景を放送して頂き、多くの反響が寄せられました。

大変明るく観やすい気持ちのいい会場であったと深く印象に残りました。また是非開催したいと希望は膨らんでおります。

最後になりましたが美術館関係者の皆様の温かいご助力に主催者として感謝申し上げます。


一般社団法人 女流画家協会 代表理事 中村智恵美
山梨展担当 理事 杉本弘子



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posted by joryugakakyokai at 20:26| 女流画家協会展

2024年07月19日

山梨展は本日最終日です

山梨県立美術館で開催中の
女流画家協会山梨展は
本日最終日です!

美術館からの景色。

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山梨県立美術館
県民ギャラリーにて
14:00まで
入場無料。

連日たくさんのお客様に足をお運びいただき
大好評です♪♪

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posted by joryugakakyokai at 06:31| 女流画家協会展

2024年07月17日

NHK山梨

NHK山梨で女流画家協会山梨展が紹介されています。
NHKニュースをTVで見られなかった皆さま、
一週間のみ視聴可能ですので
お早めにご覧ください。

こちらをクリック↓
女流画家協会山梨展



posted by joryugakakyokai at 21:13| 女流画家協会展

2024年07月12日

山梨日日新聞の記事

山梨の地元新聞(山梨日日新聞)に、女流画家協会山梨展の紹介が掲載されました。

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山梨県では初めての女流展であること、
県内出身の千野希帆子さん(女流画家協会賞)、在住の殿坂友里恵さん(会員賞)、の作品が見れること、
ほか、山梨県以外の見所として
高校生2名の初出品・初入選・初受賞を紹介してくださっています。

加えて、88歳の初出品・初入選・初受賞の方の作品もあります。

馬越陽子委員・遠藤彰子委員・中村智恵美委員(代表理事)の作品をはじめ
委員75名、会員14名、会友一般21名
計110名の作家が参加しています。

見所満載です。

ぜひ、山梨県立美術館へ足をお運びください!!




posted by joryugakakyokai at 05:56| 女流画家協会展

2024年07月11日

山梨展が始まります

いよいよ山梨県立美術館での展覧会が始まります。

2024年7月13日(土)〜19日(金)まで。

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初日7/13の日程
開会式(大村先生ご出席予定)
15:30〜山梨県立美術館県民ギャラリーA室

懇親会
18:00〜シャトレーゼホテルにらさきにて

どなたでも参加できます。
懇親会申し込みは、女流事務所までご連絡ください。



出品者は委員・受賞者・山梨県在住出品者の中で
希望者110名となります。

目録(出品者一覧はこちら)
PDF
目録一覧.pdf





posted by joryugakakyokai at 05:46| 女流画家協会展

2024年06月22日

北米・アンテロープキャニオンをテーマに


第77回女流画家協会展
奨励賞 作品「Antelope」 
日本画 F130 会友:甲斐めぐみ
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東京都美術館にて
甲斐めぐみさん
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初入選は1990年(第44回展)
大学院受験のため、大学に研究生として残っている時でした。

その後、働き始めて家庭と仕事の合間に細々とパステルなどで描いていたとのこと。

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(事務所保管の歴代の目録。旧姓でのめぐみさんの初入選記録がちゃんとありました!!黒ハート


24年の空白を経て、
2014年より再び女流展に出品。

今年で連続9回目の入選、奨励賞を受賞された甲斐めぐみさんに
制作コンセプトをお聞きしました。





作品コンセプト  会友:甲斐めぐみ


受賞作のタイトルは、「Antelope」です。
北米のアンテロープキャニオンを探検したときの感動をもとに描きました。

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(写真:アンテロープキャニオン)


作品のコンセプトは、水の流れが作り出す自然の造形美と、その悠久の時の流れを表現したく描きました。
アンテロープキャニオンは、現地の先住民ナバホ族が守っており、彼らはここを「岩を水が流れるところ」と呼び、長い年月をかけて水が流れ、その自然の力で形成された流線形の美しい渓谷です。

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現地でその岩肌を直接手で触れたとき、悠久の時をかけて水が流れた後をイメージすることができました。私たちの体も自然の一部であり、何か共鳴するものを感じました。制作のインスピレーションは、このアンテロープキャニオンの美しい岩肌に触れた時に湧き起こりました。

自然の造形美は、ゆっくりと時間をかけて、確実に日々変化しながらも形成されています。私もそのような自然の水が作り出す造形美のようにゆっくりと日々進化していきたいと思っています。


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(偶然にもこの写真はドルフィンの形のように見えます)




posted by joryugakakyokai at 19:57| 女流画家協会展

2024年06月18日

女流画家協会 山梨展


女流画家協会 初の山梨展が開催されます。

主催:一般社団法人 女流画家協会
後援:韮崎大村美術館

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77回展出品者の中から
委員・受賞者・山梨県在住作家
(のうち出品希望者)
合計110名の作品を展示します。

女流画家協会 山梨展
山梨県立美術館
県民ギャラリーA・B・C
7/13(土)〜19(金)
9:00〜17:00
(初日13:00〜、最終日14:00まで)
入場無料

開会式  7/13  15:30〜

どうぞご来館くださいますようお願い申し上げます。



posted by joryugakakyokai at 06:21| 女流画家協会展

2024年06月15日

白寿の微笑み



初出品で入選&受賞された春日井 由美子さんの作品
「白寿の微笑み」 奨励賞

審査室に作品が運ばれてきたときには、たくさんの薔薇の花が上がりました。(挙手審査)

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女流画家協会展会場にて、春日井 由美子さん。

ご自身のお祖母様を描いたとのこと。
親族の皆さんに、ご自身とお祖母様のお顔が似ている!と言われているそうです。
確かに・・・黒ハート
素敵な笑顔。
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「百歳で亡くなった祖母を描きました。」

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大切なお祖母様のお写真を見せてくださいました。
この写真をもとに、作品を描かれたのですね。




「祖母は早くに祖父を戦争で亡くしており、
孫やひ孫と過ごすのが一番の楽しみでした。
もうすぐお正月に会えると思っていた一昨年のクリスマス・イブに、戦死した祖父の元へ旅立っていきました。
私をとても可愛がってくれた祖母の最期を看取ることも出来なかった後悔、悲しみ……様々な感情が込み上がってきました。

気持ちの整理がつかない日々が続いた時、出品のお誘いがあり、
いつもそばにいて、
優しさと温もり、
そして無償の愛を注いでくれた祖母へ、
感謝の気持ちを込めて描きたいと思い描きました。」




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「現在、先生も居らず
今回の絵は、自問自答しながら描き、
段々祖母の顔に近づくと、会話をしながら描いたり…とそんな感じで進めてきました。」



春日井さんが見せてくださった制作過程の写真。
お祖母様を思って
心を込めて描かれているのが伝わってきます(感動あせあせ(飛び散る汗)


「病気になり、絵画をやめようかと思ったこともあったのですが、続けてきて本当に良かったと思っております。
長時間描くと腕が痛くなり、
リハビリに通うなど大変でしたが、
感動して泣く親戚や、祖母への愛情、優しさや温もりを感じられるとか、鳥肌が立った!…等、色々な感想を聞かせてもらうことが出来て、本当に嬉しく、出品に挑戦して良かったなぁ〜と思っています。」



春日井さま、
貴重なお話をお聞かせくださりありがとうございました。
絵を描く人生ってすごい、、、と
このブログをまとめながら改めて感動をかみしめています。


「受賞は、祖母も喜んでいる気がします。」

本当におめでとうございました。

 
web担当 中嶋しい



posted by joryugakakyokai at 22:12| 女流画家協会展