2024年08月17日
遠藤彰子 -巨大画の迷宮にさまよう-
新潟市美術館で開催中の
「遠藤彰子展 巨大画の迷宮にさまよう」
2024年6月22日〜8月25日まで
現地にて撮影。
たっぷりご覧ください。
エントランス、美しい緑がいっぱいの窓。
エントランスを過ぎ、長いスロープを進みます。
まずは「獅子」(1992年作)がお出迎えしてくれました。
作品は1970年〜2022年まで
油彩52点
ほぼ時系列に並んでいて、
遠藤先生の制作の変遷をじっくり鑑賞できる展示でした。
1988年以降の作品は500号を超えた作品の数々。
ほか彫刻9点、挿絵14点もあり。
楽園シリーズ
1970年〜76年
「刺青猫」1995年
「三匹」1995年
「部屋」1976年
街シリーズ
1980年〜1988年
彫刻「たそがれ」2009年
大作シリーズ
1988年以降
挿絵
美術館付近の通り。
美術館関係のパンフ。
posted by joryugakakyokai at 09:28| 作家日記
2024年06月08日
画家 福岡奈央さん
今年初出品、入選された
福岡奈央さんの作品をご紹介します
「白昼夢」 F100号
福岡さんは17歳。
100号の大作を見事に構成し、描き上げている。
ご本人より制作コンセプトをお聞きすることができました。
「私は、ある漫画家さんの作品に出会いインスピレーションを受け、自分もこんな絵を描きたいと思い描きました。
左側は現実的な汚染された廃棄工場、人が住みたくは無いと思う様な酷い環境。
反対側の右側には幻想的なカラフルな工場、人が望むような環境。
対比を表しました。
題名の通り非現実的、左側の廃棄工場に住んでいる人が空想で右側の技術が進んだ環境に住みたいと思う気持ちが強くなり、現実と空想が混合した世界を描きました」
福岡さんがキャンバスに
真剣に向き合って描き上げた力作だとわかります。
カラフルで綺麗な空間と
そこに這いつくばり、掴み取ろうとする手。
夢から覚めたあとの、何事もなかったかのような虚しい現実。。。
じっと見入ってしまいます。
委員・会員が福岡さんの絵を眺め、
「私たちが17歳の頃って何描いてた?
こんなすごい作品は作れなかったね」と話していました。
今後のご活躍をお祈りしています。
そして、女流画家協会展でまた福岡さんの作品にお会いできるのを楽しみにしています。
寄稿:web担当:中嶋しい
posted by joryugakakyokai at 23:25| 作家日記
2024年04月08日
たまには息抜きに♪
第77回女流画家協会展の搬入日は5月25日(土)です!
制作の合間の息抜きに、
国立近代美術館へ行って参りました。
先週の金曜、(金曜日は20時まで開館しています)
美術館前の満開の夜桜。
館内(作品)も、桜がいっぱい。
特に菊池芳文《小雨ふる吉野》が印象的でした。
花びら一枚一枚、下部に水が溜まる描き方をしていて、
本当に花びらから雫が落ちそうです。
また、思いがけなく女流画家協会ゆかりの先生方の絵が並んで展示されていて、嬉しく興奮しながら鑑賞しました。
甲斐仁代
森田元子
深江紅子
女流の先生ではありませんが
有馬さとえ の作品も素晴らしく、艶やかで見入ってしまいました。
桜や女流の先生方のホッとする作品のほか
戦争の色が濃い作品・戦地の作品も多数あり
日々のニュースとオーバーラップしながら鑑賞し、胸が騒めきました。
この所蔵作品展はすでに終了しています。
次回の所蔵作品展も楽しみですね。
(4/16〜です。)
制作の合間の息抜きに、
国立近代美術館へ行って参りました。
先週の金曜、(金曜日は20時まで開館しています)
美術館前の満開の夜桜。
館内(作品)も、桜がいっぱい。
特に菊池芳文《小雨ふる吉野》が印象的でした。
花びら一枚一枚、下部に水が溜まる描き方をしていて、
本当に花びらから雫が落ちそうです。
また、思いがけなく女流画家協会ゆかりの先生方の絵が並んで展示されていて、嬉しく興奮しながら鑑賞しました。
甲斐仁代
森田元子
深江紅子
女流の先生ではありませんが
有馬さとえ の作品も素晴らしく、艶やかで見入ってしまいました。
桜や女流の先生方のホッとする作品のほか
戦争の色が濃い作品・戦地の作品も多数あり
日々のニュースとオーバーラップしながら鑑賞し、胸が騒めきました。
この所蔵作品展はすでに終了しています。
次回の所蔵作品展も楽しみですね。
(4/16〜です。)
web担当 中嶋しい 記
posted by joryugakakyokai at 21:45| 作家日記
2024年02月25日
2024年02月21日
出品者のみなさまの個展情報2
会友の甲斐めぐみさんの個展が開催されます。
2024年3月25日〜30日
新井画廊
中央区銀座7-10-8
女流画家協会 個展情報ページも合わせてご覧ください。
https://joryugakakyokai.com/exhibition.php
Twitter(X)でも個展情報を発信しています。
https://twitter.com/joryugakakyokai
出品者のみなさま。
個展開催の際はぜひDMを女流画家協会事務所へお送りください。
お待ちしております!!
2024年3月25日〜30日
新井画廊
中央区銀座7-10-8
女流画家協会 個展情報ページも合わせてご覧ください。
https://joryugakakyokai.com/exhibition.php
Twitter(X)でも個展情報を発信しています。
https://twitter.com/joryugakakyokai
出品者のみなさま。
個展開催の際はぜひDMを女流画家協会事務所へお送りください。
お待ちしております!!
posted by joryugakakyokai at 06:38| 作家日記
2024年02月03日
出品者のみなさまの個展情報
会友の室町克代さんの個展が開催されます。
2024年2月19日〜24日
Gallery Q
中央区銀座1-14-12
※出品者の皆様、個展の際はDMを女流画家協会事務所へお送りください。
ブログにて紹介させていただきます。
2024年2月19日〜24日
Gallery Q
中央区銀座1-14-12
※出品者の皆様、個展の際はDMを女流画家協会事務所へお送りください。
ブログにて紹介させていただきます。
posted by joryugakakyokai at 08:22| 作家日記
2023年12月10日
フェミニズムとわたしと油絵 - 金谷千慧子
女流画家協会展の出品者 金谷千慧子さんの本が出版されました。
フェミニズムとわたしと油絵
「描かれる女性」から「表現する女性へ」
明石書店 発行
また、2023年10月15日〜19日、大阪市中央公会堂で金谷千慧子のフェミニズム絵画展も開催されました。
金谷千慧子さんは女流画家協会展に長年入選を続け、東京都美術館スタジオで毎月開催している研究会へ大阪から日帰りで参加されることもある熱心な作家。
女性と仕事研究所代表理事(2014年退職)。多数のフェミニズム活動をされていらっしゃいました。
この度、2022年まで研究部担当だった松本恵美委員から今回の出版のお知らせをいただき、私(web係:中嶋しい)も拝読させていただきました。
男性視点のアートに対する違和感や、フェミニズムの歴史、
それから、女性画家の職業継続支援の必要性にも言及されていて大変興味深い内容でした。
裏表紙は、
2022年の第75回記念女流画家協会展
入選作
「PRAHAの街」 50F
今年(76回展)の入選作「水辺のゆり」 50F
も印象的でした。
(76回展はメタバース会場で作品をご覧いただけます)
一般入選作品の部屋-1 名前あ〜け
Spatial女流展 一般入選作品の部屋-1
フェミニズムとわたしと油絵
「描かれる女性」から「表現する女性へ」
明石書店 発行
また、2023年10月15日〜19日、大阪市中央公会堂で金谷千慧子のフェミニズム絵画展も開催されました。
金谷千慧子さんは女流画家協会展に長年入選を続け、東京都美術館スタジオで毎月開催している研究会へ大阪から日帰りで参加されることもある熱心な作家。
女性と仕事研究所代表理事(2014年退職)。多数のフェミニズム活動をされていらっしゃいました。
この度、2022年まで研究部担当だった松本恵美委員から今回の出版のお知らせをいただき、私(web係:中嶋しい)も拝読させていただきました。
男性視点のアートに対する違和感や、フェミニズムの歴史、
それから、女性画家の職業継続支援の必要性にも言及されていて大変興味深い内容でした。
裏表紙は、
2022年の第75回記念女流画家協会展
入選作
「PRAHAの街」 50F
今年(76回展)の入選作「水辺のゆり」 50F
も印象的でした。
(76回展はメタバース会場で作品をご覧いただけます)
一般入選作品の部屋-1 名前あ〜け
Spatial女流展 一般入選作品の部屋-1
posted by joryugakakyokai at 10:03| 作家日記
2023年10月09日
2022年11月15日
女流画家協会 小品展 Vol.2
委員の有志32名による小品展のお知らせです。
女流画家協会 小品展 Vol.2
〜委員による作品展〜
会期 : 2022年11月17日(木)〜23日(水)
会場 : 東急百貨店たまプラーザ店 4階アートサロン
お問い合わせ:TEL.045‒903‒2441<直通>
[最終日は17時閉場]
【出品委員】
生駒幸子 石田ひろ子 伊藤育子 宇佐美明美 江口 薫 川口智美
菊地史津 岸 鹿津代 楠本惠子 黒沢裕子 児玉沙矢華 柴野純子
杉本弘子 須藤美保 高橋恭子 辻井久子 手塚廣子 照山ひさ子
徳中壽子 長瀬いずみ 中間淑子 中村智恵美 服部圭子 早矢仕素子
広瀬晴美 堀岡正子 松岡滋子 八木芳子 梁田みい子 吉川和美
よだみちよ 渡辺記世 (50音順・敬称略)
女流画家協会 小品展 Vol.2
〜委員による作品展〜
会期 : 2022年11月17日(木)〜23日(水)
会場 : 東急百貨店たまプラーザ店 4階アートサロン
お問い合わせ:TEL.045‒903‒2441<直通>
[最終日は17時閉場]
【出品委員】
生駒幸子 石田ひろ子 伊藤育子 宇佐美明美 江口 薫 川口智美
菊地史津 岸 鹿津代 楠本惠子 黒沢裕子 児玉沙矢華 柴野純子
杉本弘子 須藤美保 高橋恭子 辻井久子 手塚廣子 照山ひさ子
徳中壽子 長瀬いずみ 中間淑子 中村智恵美 服部圭子 早矢仕素子
広瀬晴美 堀岡正子 松岡滋子 八木芳子 梁田みい子 吉川和美
よだみちよ 渡辺記世 (50音順・敬称略)
posted by joryugakakyokai at 08:09| 作家日記