女流画家協会山梨展
初日の開会式の後
場所をシャトレーゼホテルにらさきの森に移して、懇親会をしました。
ちょうど大村智先生のお誕生日ということで、
ホテルの料理長が腕によりをかけて作ってくださったケーキも登場!
翌日は、バスで遠足。
ホテル→韮崎大村美術館→サントリー登美の丘ワイナリーへ。
皆さんワイワイ楽しそう。
韮崎大村美術館では
たくさんの素晴らしいコレクションを鑑賞。
また、大村先生自らのご案内によるご生家の見学もさせていただきました。
貴重な体験をさせていただきました。
ところで
シャトレーゼホテルにあった顔はめパネル!
皆さん、写真撮りましたか?(笑)
2024年07月22日
山梨展を終えて
緑濃い夏の甲府市は梅雨明け前でしたが、天候に恵まれたと言える気候でした。
山梨県立美術館内県民ギャラリーA,B,Cに於いて初めて女流画家協会山梨展を2024年7月13日(土)〜19(金)まで、110名の協会出品者で開催致しました。
6日間の合計で入場者数1451名を数えました。
会期初日には大村 智様(韮崎大村美術館館長)、堀内洋子様(韮崎大村美術館副館長)、島田紀夫ご夫妻(元山梨県立美術館館長)を迎え開会式を開催致しました。
(左から代表理事 中村智恵美委員・堀内洋子様・遠藤彰子委員・大村 智様・島田紀夫ご夫妻)
また7月17日にはNHK甲府 6時55分・7時55分・18時24分の県内のニュースで会場風景を放送して頂き、多くの反響が寄せられました。
大変明るく観やすい気持ちのいい会場であったと深く印象に残りました。また是非開催したいと希望は膨らんでおります。
最後になりましたが美術館関係者の皆様の温かいご助力に主催者として感謝申し上げます。
山梨県立美術館内県民ギャラリーA,B,Cに於いて初めて女流画家協会山梨展を2024年7月13日(土)〜19(金)まで、110名の協会出品者で開催致しました。
6日間の合計で入場者数1451名を数えました。
会期初日には大村 智様(韮崎大村美術館館長)、堀内洋子様(韮崎大村美術館副館長)、島田紀夫ご夫妻(元山梨県立美術館館長)を迎え開会式を開催致しました。
(左から代表理事 中村智恵美委員・堀内洋子様・遠藤彰子委員・大村 智様・島田紀夫ご夫妻)
また7月17日にはNHK甲府 6時55分・7時55分・18時24分の県内のニュースで会場風景を放送して頂き、多くの反響が寄せられました。
大変明るく観やすい気持ちのいい会場であったと深く印象に残りました。また是非開催したいと希望は膨らんでおります。
最後になりましたが美術館関係者の皆様の温かいご助力に主催者として感謝申し上げます。
一般社団法人 女流画家協会 代表理事 中村智恵美
山梨展担当 理事 杉本弘子
posted by joryugakakyokai at 20:26| 女流画家協会展
2024年07月19日
山梨展は本日最終日です
山梨県立美術館で開催中の
女流画家協会山梨展は
本日最終日です!
美術館からの景色。
山梨県立美術館
県民ギャラリーにて
14:00まで
入場無料。
連日たくさんのお客様に足をお運びいただき
大好評です♪♪
女流画家協会山梨展は
本日最終日です!
美術館からの景色。
山梨県立美術館
県民ギャラリーにて
14:00まで
入場無料。
連日たくさんのお客様に足をお運びいただき
大好評です♪♪
posted by joryugakakyokai at 06:31| 女流画家協会展
2024年07月17日
2024年07月12日
6月の研究部の様子
第77回女流画家協会展も終わり一息つく暇も無く、研究部の皆さんはモデルのデッサンに励み、また次の新たな作品に向けてのエスキースを制作されています。毎日、少しずつ積み重ねて描き続けていく事が大切だとつくづく思いました。めげない、あきらめない女流画家達がたくさんいました。
今月の講師は前田 礼子委員でした。
キャベツをモチーフにした作品への思いを、今の絵にも持ち続けているというお話でした。仕事を続けながら、具象抽象の垣根をこえた絵と対峙してきた姿勢にすがすがしさを感じました。
中学生の時から油絵を描き始めて、女流に出し始めたのは就職した年の33回展からです。
それから毎回出品し続けていますが、研究会で皆さんにお話しした通り、制作している中で構図や色の割合や下塗りの色の響き方などに、悩んでは描くことの繰り返しです。それでも、仕事で頭がいっぱいだったのに筆を動かしている時には、そこからするりと抜けて平穏な気持ちになったのです。こんなに悩んで描いているのに、描くことがフルタイムで働く自分を支えてくれていることに気づかされました。
美大に行っていない私は、いつか基本に立ち返って学びたいと思っていました。
退職して留学したイタリアでは、10か月の間、油絵のスタジオ、イコン画の工房、フレスコ画の工房を掛け持ちして、基本的な技術習得のため朝の9時から時には夜10時まで筆を持つ生活を堪能しました。
今もなお、悩みは深いものの、絵を描く時間を大切にしていきたいと思っています。
(第77回女流画家協会展 「CABBAGE」 130F)
今月の講師は前田 礼子委員でした。
キャベツをモチーフにした作品への思いを、今の絵にも持ち続けているというお話でした。仕事を続けながら、具象抽象の垣根をこえた絵と対峙してきた姿勢にすがすがしさを感じました。
研究部担当委員 黒沢 裕子
講師:委員 前田 礼子
中学生の時から油絵を描き始めて、女流に出し始めたのは就職した年の33回展からです。
それから毎回出品し続けていますが、研究会で皆さんにお話しした通り、制作している中で構図や色の割合や下塗りの色の響き方などに、悩んでは描くことの繰り返しです。それでも、仕事で頭がいっぱいだったのに筆を動かしている時には、そこからするりと抜けて平穏な気持ちになったのです。こんなに悩んで描いているのに、描くことがフルタイムで働く自分を支えてくれていることに気づかされました。
美大に行っていない私は、いつか基本に立ち返って学びたいと思っていました。
退職して留学したイタリアでは、10か月の間、油絵のスタジオ、イコン画の工房、フレスコ画の工房を掛け持ちして、基本的な技術習得のため朝の9時から時には夜10時まで筆を持つ生活を堪能しました。
今もなお、悩みは深いものの、絵を描く時間を大切にしていきたいと思っています。
(第77回女流画家協会展 「CABBAGE」 130F)
posted by joryugakakyokai at 06:27| 研究部
山梨日日新聞の記事
山梨の地元新聞(山梨日日新聞)に、女流画家協会山梨展の紹介が掲載されました。
山梨県では初めての女流展であること、
県内出身の千野希帆子さん(女流画家協会賞)、在住の殿坂友里恵さん(会員賞)、の作品が見れること、
ほか、山梨県以外の見所として
高校生2名の初出品・初入選・初受賞を紹介してくださっています。
加えて、88歳の初出品・初入選・初受賞の方の作品もあります。
馬越陽子委員・遠藤彰子委員・中村智恵美委員(代表理事)の作品をはじめ
委員75名、会員14名、会友一般21名
計110名の作家が参加しています。
見所満載です。
ぜひ、山梨県立美術館へ足をお運びください!!
山梨県では初めての女流展であること、
県内出身の千野希帆子さん(女流画家協会賞)、在住の殿坂友里恵さん(会員賞)、の作品が見れること、
ほか、山梨県以外の見所として
高校生2名の初出品・初入選・初受賞を紹介してくださっています。
加えて、88歳の初出品・初入選・初受賞の方の作品もあります。
馬越陽子委員・遠藤彰子委員・中村智恵美委員(代表理事)の作品をはじめ
委員75名、会員14名、会友一般21名
計110名の作家が参加しています。
見所満載です。
ぜひ、山梨県立美術館へ足をお運びください!!
posted by joryugakakyokai at 05:56| 女流画家協会展
2024年07月11日
2024年06月30日
5月の研究部の様子
5月の研究会の講師は渡辺由紀子委員でした。
女流画家協会展開催直前の研究会は、人数も多く、会員の方々も非常に熱心に講評を受けられていました。そのような中で渡辺委員は、とても丁寧に分かりやすく、会員の方の気持ちを大切に指導されていました。
またアーテストトークは、仕事を持ちながら長い間絵を描き続けた歴史と、絵を描くのに大切なのは自分の絵を客観視する事というお話でした。確固とした女流画家の姿勢に感動しました。
「私と女流展」
上野の旧美術館での女流展が開催されていた24才頃が初出品、今年で77回展なので55年余りが経つ事になる。我乍ら善くぞ続けてきたこの時の流れ、長くもあり瞬く間のようにも感じる。
働きながらの制作には色々な出来事が押し寄せ、私は何を求め何を描き、どう表現すれば良いのか、自身の立ち位置や方向すら分からず悩み多き30代後半から40代、そんな折興味のあった仏教研究会というサークルに出会った。それは、仏教に就いて何も知らない者の勉強会で、建築家、小説家、ピアニスト、陶芸家など色々な職業の人が月一回集い、講義を聴きその後のお酒と軽い会食会でそれぞれの哲学や思いを語りあった楽しい思い出がある。
この時得たものが私の内に推積され、私の宇宙の神秘や真理、ミクロの世界の細胞分裂や増殖への興味が今に繋がっていると思う。
具象抽象を問わず客観を持った明快さと平面上に空気感を存在させる事を心掛けている。これが又、なかなか難しく正に修行の道と思う。女流展に出品してこれた事が私という人間が形成され、さらに掛替えのない友人達と出会えた場であった。これからも遅々とした歩みであるが精進し、まだ観えていない世界と出会いたいと思う。
第77回女流画家協会展 出品作品/渡辺由紀子
女流画家協会展開催直前の研究会は、人数も多く、会員の方々も非常に熱心に講評を受けられていました。そのような中で渡辺委員は、とても丁寧に分かりやすく、会員の方の気持ちを大切に指導されていました。
またアーテストトークは、仕事を持ちながら長い間絵を描き続けた歴史と、絵を描くのに大切なのは自分の絵を客観視する事というお話でした。確固とした女流画家の姿勢に感動しました。
研究部担当委員 黒沢裕子
「私と女流展」
講師:委員 渡辺 由紀子
上野の旧美術館での女流展が開催されていた24才頃が初出品、今年で77回展なので55年余りが経つ事になる。我乍ら善くぞ続けてきたこの時の流れ、長くもあり瞬く間のようにも感じる。
働きながらの制作には色々な出来事が押し寄せ、私は何を求め何を描き、どう表現すれば良いのか、自身の立ち位置や方向すら分からず悩み多き30代後半から40代、そんな折興味のあった仏教研究会というサークルに出会った。それは、仏教に就いて何も知らない者の勉強会で、建築家、小説家、ピアニスト、陶芸家など色々な職業の人が月一回集い、講義を聴きその後のお酒と軽い会食会でそれぞれの哲学や思いを語りあった楽しい思い出がある。
この時得たものが私の内に推積され、私の宇宙の神秘や真理、ミクロの世界の細胞分裂や増殖への興味が今に繋がっていると思う。
具象抽象を問わず客観を持った明快さと平面上に空気感を存在させる事を心掛けている。これが又、なかなか難しく正に修行の道と思う。女流展に出品してこれた事が私という人間が形成され、さらに掛替えのない友人達と出会えた場であった。これからも遅々とした歩みであるが精進し、まだ観えていない世界と出会いたいと思う。
第77回女流画家協会展 出品作品/渡辺由紀子
posted by joryugakakyokai at 06:52| 研究部
2024年06月22日
北米・アンテロープキャニオンをテーマに
第77回女流画家協会展
奨励賞 作品「Antelope」
日本画 F130 会友:甲斐めぐみ
東京都美術館にて
甲斐めぐみさん
初入選は1990年(第44回展)
大学院受験のため、大学に研究生として残っている時でした。
その後、働き始めて家庭と仕事の合間に細々とパステルなどで描いていたとのこと。
(事務所保管の歴代の目録。旧姓でのめぐみさんの初入選記録がちゃんとありました!!)
24年の空白を経て、
2014年より再び女流展に出品。
今年で連続9回目の入選、奨励賞を受賞された甲斐めぐみさんに
制作コンセプトをお聞きしました。
作品コンセプト 会友:甲斐めぐみ
受賞作のタイトルは、「Antelope」です。
北米のアンテロープキャニオンを探検したときの感動をもとに描きました。
(写真:アンテロープキャニオン)
作品のコンセプトは、水の流れが作り出す自然の造形美と、その悠久の時の流れを表現したく描きました。
アンテロープキャニオンは、現地の先住民ナバホ族が守っており、彼らはここを「岩を水が流れるところ」と呼び、長い年月をかけて水が流れ、その自然の力で形成された流線形の美しい渓谷です。
現地でその岩肌を直接手で触れたとき、悠久の時をかけて水が流れた後をイメージすることができました。私たちの体も自然の一部であり、何か共鳴するものを感じました。制作のインスピレーションは、このアンテロープキャニオンの美しい岩肌に触れた時に湧き起こりました。
自然の造形美は、ゆっくりと時間をかけて、確実に日々変化しながらも形成されています。私もそのような自然の水が作り出す造形美のようにゆっくりと日々進化していきたいと思っています。
(偶然にもこの写真はドルフィンの形のように見えます)
posted by joryugakakyokai at 19:57| 女流画家協会展
2024年06月18日
女流画家協会 山梨展
女流画家協会 初の山梨展が開催されます。
主催:一般社団法人 女流画家協会
後援:韮崎大村美術館
77回展出品者の中から
委員・受賞者・山梨県在住作家
(のうち出品希望者)
合計110名の作品を展示します。
女流画家協会 山梨展
山梨県立美術館
県民ギャラリーA・B・C
7/13(土)〜19(金)
9:00〜17:00
(初日13:00〜、最終日14:00まで)
入場無料
開会式 7/13 15:30〜
どうぞご来館くださいますようお願い申し上げます。
posted by joryugakakyokai at 06:21| 女流画家協会展