東京都美術館スタジオにて、9月研究会を開催しました。
9月の講師:委員 岡崎芳江
アーティストトーク
「抽象の魅力」
女流展に出品するようになってから、10年位は具象の作品を描いておりました。それからは具象と抽象の狭間で迷いながらの制作でした。
具象をきちんと描くことは大変なことです。どんなに頑張っても本物にはとてもかなわないなと思いつつ抽象に惹かれて行きました。

ではどのようにして表現しよう自然や、人間の哀しみや、歓びをどう表現しようか。
筆の動きによってサーッと描いて「風」とするも良し、それは自由だ.でもこの自由が曲者です。感性は大事ですがそれだけで絵は出来ません。形のないものを描きなにを感じさせるか、難しくそして楽しいことです。
いろいろな団体の作品を拝見しますと大変勉強になります。そして白、黒の作品が多いことに気がつきました。こんなに沢山の絵具の色があるというのに。でも不思議に白、黒色がなかなか魅力的なのです。何よりも限られた制約の中でどのような自己表現をするか。そのひとの考え方、生き方が問われることと思います。

第78回女流画家協会展
岡崎芳江「マリアの受難」100S
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女流画家協会研究部
研究部 担当委員
広瀬晴美
前田礼子
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