2024年02月21日

出品者のみなさまの個展情報2

会友の甲斐めぐみさんの個展が開催されます。

2024年3月25日〜30日
新井画廊
中央区銀座7-10-8

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女流画家協会 個展情報ページも合わせてご覧ください。
https://joryugakakyokai.com/exhibition.php

Twitter(X)でも個展情報を発信しています。
https://twitter.com/joryugakakyokai

出品者のみなさま。
個展開催の際はぜひDMを女流画家協会事務所へお送りください。
お待ちしております!!










posted by joryugakakyokai at 06:38| 作家日記

2024年02月19日

1月の研究部

令和6年初めての研究会は寒さの厳しい日でしたが、31名の方が参加してくださいました。
皆さん、いつものように熱心に制作をされていて、和気あいあいとした研究会でした。

講師の吉川和美委員のアーチストトークも、今の作風に至るまでの興味深いお話でした。講評も本展出品作品に向けて具体的で的確な講評をしてくださいました。

今年も多くの方々の参加をお待ちしています。

研究部担当 委員:黒沢裕子




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1月研究部 講師:委員  吉川 和美


絵と故郷

 古くは秦氏より桂川から引かれた農業用水が街を走り干ばつから土地を守りました。おかげで、まったり、はんなりした、伝統の京野菜は今も我々の食卓を楽しませてくれています。おいしい水が豊富に出る街、今も井戸水にたよっている家が少なくありません。そんな街で生まれた私は、ながく水をテーマに絵を描いてきました。最近は帰郷する事が多くなり、古い、暗い、和室に座ってじっと外を眺めていると、障子の下の明り取りのガラスの所がちょうど100号位のギャンバスに見え、その中に松の木が斜めにピッタリと入りました。暗い部屋から、逆光の松の木の力強い幹のうねり、我が家の盛衰をじっと見てきたと思うと、すごく感動し一気に絵を描き上げました。
 江戸時代の版画家の作品と私の作品を比べてみるのは、恐縮ですが、彼らの作品も、日本の暗い部屋の窓、茶室、戸の隙間から眺めて描いた作品が、ヨーロッパに無い構図を生み人々を魅了したのだと思います。

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posted by joryugakakyokai at 21:26| 研究部

2024年02月17日

NEWS vol.15 会報

女流画家協会の会報
NEWS vol.15 を発行しました。

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協会員、および昨年の出品者の皆さまのお手元には
郵便でお届けいたしました。
まだの方は、もう間もなく届くと思いますので、楽しみにお待ちくださいませ。

Web上でもご覧いただけます。

https://joryugakakyokai.com/gaiyo/pdf/kaiho_15.pdf


posted by joryugakakyokai at 12:10| 委員日記

2024年02月03日

出品者のみなさまの個展情報

会友の室町克代さんの個展が開催されます。

2024年2月19日〜24日
Gallery Q
中央区銀座1-14-12

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※出品者の皆様、個展の際はDMを女流画家協会事務所へお送りください。
ブログにて紹介させていただきます。



posted by joryugakakyokai at 08:22| 作家日記

2024年02月01日

第77回展特設ページ

第77回女流画家協会展
特設ページができました。

前回(76回展)の様子だけでなく
協会の歴史を感じていただける創立当初の先輩方の集合写真も見ることができます。
凛とした素敵な先生方のお姿を、ぜひご覧ください。

また、ご友人や
出品を検討されていらっしゃる方々へもどうぞ宣伝していただきますようお願いいたします。

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posted by joryugakakyokai at 22:44| 女流画家協会展

2024年01月28日

第77回展の出品要項

2024年度
第77回女流画家協会展の出品要項をアップいたしました。

https://joryugakakyokai.com/koubo/index.html

出品票などもプリントアウトしてお使いいただけます。

委員・会員・会友・一般(前回出品された方)へは
2月初旬に郵送いたします。
もうしばらくお待ちください。

搬入は5月25日(土)です。


posted by joryugakakyokai at 23:09| 女流画家協会展

2024年01月21日

韮崎大村美術館に行ってきました

山梨県韮崎市にある
韮崎大村美術館に行って参りました。

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韮崎大村美術館は、
女流画家協会展に
韮崎大村美術館賞と大村文子記念賞をご提賞いただいている、大村智先生が館長を務められていらっしゃいます。

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2階の展望室から見える富士山。

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2024年2月25日(日)まで企画展「尾形純 絵画展 月冴ゆる庭」が開催されています。

日本庭園をイメージした作品とのことで
キャンバスの空間の中に石や滝などが見事に表現されていて、心が落ち着きました。




美しい山々に囲まれたロケーションの美術館で、
素晴らしい展覧会でした。

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(寄稿:委員 杉本弘子)





posted by joryugakakyokai at 20:41| 委員日記

2024年01月15日

X (旧 Twitter)

女流画家協会のX (旧 Twitter)のアカウントができました。

https://twitter.com/joryugakakyokai

今年の出品要項は近々サイトへアップ予定で準備を進めております。
それらの情報は、Xでもいち早くお知らせいたします。

また、出品者のみなさまの個展情報も発信しますので
ぜひDMを事務所へお送りください。
お待ちしております黒ハート





posted by joryugakakyokai at 23:44| 委員日記

2023年12月16日

11月の研究部


今年度最後の研究会は男性のモデルの方でとても勉強になりました。
講師は早矢仕 素子委員でした。
アーチストトークでは「絵」を描く本来の意味をお話してくださいました。とても説得力のある貴重なお話でした。
講評も時間をかけ、丁寧にしてくださいました。

来年度も女流画家協会展の出品の方やそうでない方も、ぜひご参加ください。

寄稿/研究部担当 委員 黒沢裕子 




寄稿:10月研究部 講師:早矢仕 素子


11月の研究会は多くの方の参加に、素晴らしいモデルさんもいて、
充実した会となりました。
その間に皆さんのエスキースを見ながら感じた事は、
ベテランの方でも、何が描きたいかがわかっていらっしゃらない方、まだ初心者でも描きたいものが溢れ出てきている方、そ
れぞれ色々な悩みを抱えて制作されているのだという事でした。
私は絵を描くときに一番気を付けなければいけないと思う事は、まず描くことの必然性。どうしても文字、声では表現し切れない何かを画面に映し出す事。この事の重要性です。
他の表現方法が有れば、特に絵に限る必要もないし、また描く事への執着も段々と薄れてきす。そして、描く意味を自分の中で煮詰めた後にどんな描き方でも良いので、画面にぶつけていけさえすれば、観る方もその感情を受け取らざるを得ないともいます。
描手と観る側のキャッチボールです。
これを頭の片隅に置いて頂ければ、描き方なんて二の次…と私は思うのですが…

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posted by joryugakakyokai at 17:03| 女流画家協会展

2023年12月10日

フェミニズムとわたしと油絵 - 金谷千慧子

女流画家協会展の出品者 金谷千慧子さんの本が出版されました。

フェミニズムとわたしと油絵
「描かれる女性」から「表現する女性へ」
明石書店 発行

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また、2023年10月15日〜19日、大阪市中央公会堂で金谷千慧子のフェミニズム絵画展も開催されました。


金谷千慧子さんは女流画家協会展に長年入選を続け、東京都美術館スタジオで毎月開催している研究会へ大阪から日帰りで参加されることもある熱心な作家。
女性と仕事研究所代表理事(2014年退職)。多数のフェミニズム活動をされていらっしゃいました。
この度、2022年まで研究部担当だった松本恵美委員から今回の出版のお知らせをいただき、私(web係:中嶋しい)も拝読させていただきました。
男性視点のアートに対する違和感や、フェミニズムの歴史、
それから、女性画家の職業継続支援の必要性にも言及されていて大変興味深い内容でした。



裏表紙は、
2022年の第75回記念女流画家協会展
入選作
「PRAHAの街」 50F

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今年(76回展)の入選作「水辺のゆり」 50F
も印象的でした。
(76回展はメタバース会場で作品をご覧いただけます)
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一般入選作品の部屋-1 名前あ〜け
Spatial女流展 一般入選作品の部屋-1




posted by joryugakakyokai at 10:03| 作家日記